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夢の中だと毒殺で殺される。
「じゃあ、現代なら…？」
"どんな手を使ってもいい。消せ。"
どんな手でもって事は毒を盛ることもなくはないけど、あのジジイはそこまでするはずがない。
考えろ。
どうやったら防げるか、考えろ。
SG「お前、顔が険しいぞ。」
「…え？あ、まぁ、色々と考えてるからね。」
SG「考え？バカなお前が何を考えるんだよ。笑」
ユンギの言葉にも反応できないほど、頭をフル回転させる。
「…どうすれば。」
夢では本当にあの女の子は毒殺されてしまったのだろうか？
まだ夢の中の結末を知らないから、現代で何もできないのも事実。
SG「考えるのは寝てる時だけにしろ〜」
ﾁｯ(半ギレ ←良い子はマネしちゃダメ。
「うるさいな〜。寝ても夢を見るだけなんだから、考え事なんてできない……」
え。
寝ても夢を見るだけ？
「そっか！そうじゃん！！そうすればいいんだ！」
なんで気づかなかったんだろう！
隣のユンギにナイス！と言うと、ため息をつかれた。
「ユンギ。私、頭痛いから寝てる、って部長にもし聞かれたら言っといて。」
SG「は？」
よく分かってないユンギを無視して、私は仮眠室へ向かうことにした。
「寝れば夢が見れるし、結末も知れる。
そして、助けることができる。」
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作者名：みおお | 作成日時：2021年2月18日 13時
