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SG「お、やっと来た。」
私の姿を見つけたユンギが私に言った。
SG「2時間も寝てたんだな。」
「え、2時間も?」
そんなに経っていたのか…
SG「2時間も寝たのに、さっきよりも顔色ひどいぞ？」
私の顔を指して悪化してると言うユンギ。
そりゃあ。
あんな夢見て、知らないおじさんがソクジンさんの悪口言ってるの聞いて、
終いには、ソクジンさんには好きな人がいるって知って……
あれ？なんでこんなに私、残念がってるの？
"恋してますね"
昨日のジョングクの言葉がふと浮かぶ。
「…んなわけ。」
SG「そうか？そう見えるけど。」
「え…」
そう見えるの？
私がソクジンさんを好き…みたいに見えるの？
SG「見える見える。」
「そんな……」
たったの昨日で簡単に恋に落ちてしまっただなんて。
"恋はいつ始まるかわからないのよ"だなんて言ってた深夜ドラマのセリフを思い出す。
SG「あ、そういえば今さっきヒョンきた。」
「え！？」
SG「そんな驚くこ…あぁ。記憶がどーたらこーたらって言ってたな。」
それは言わなくていいよ。
「…なんで来たの？」
SG「さぁ？ヒョンは散歩って言ってたけど。」
散歩？
なんだ、てっきり私に会いに…ってバカやろう。
自惚れるな。
まぁ今は会わなくて正解だった。
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作者名：みおお | 作成日時：2021年2月18日 13時
