時を超えた恋愛［JN］ (ページ25)

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RM「昨日、お作りした資料を代表の家へ届けようと思ったんですけど、留守みたいだったので留守電を残そうと思ったら、間違えて通話ボタンを押しちゃったんです。

そしたら出たのは若い女性でした。」

それが…Aさん。

あぁなんてことを…泣

恥ずかしくてたまらない←2回目

JN「それで？」

RM「それで…

"あ、あの失礼しますが代表の秘書の方ですか？"

"…はい。そうですけど"

"あの私はアーミーグループの社員で、実は、私と私の同僚と代表が飲んでいたら、代表が潰れてしまって…"

"代表が？"

"はい。同僚は連れてってもらったんですが…"

"代表がまだだと？"

そういうことだったので急いで行ったら、女性に介抱されて店から出てくるヒョンがいました。なので、俺は車にヒョンをぶち込んで帰って来ました。」

ぶ、ぶちこむ…

まぁ酔っていたのは僕だから何も言えないや。

JN「分かった、ありがとう。」

するとナムジュンは思い出したように言う。

RM「それにしてもあの女性は、」

JN「ナムジュン。…僕のお世話で大変だったね。感謝してるよ。もうすぐしたら出るから準備をお願い。」

RM「…はい。分かりました。」

何かを言いたそうにしていたけれど、ナムジュンは部屋から出て行った。

きっとナムジュンは気づいてしまったのかな。

これから何か言われるに違いない。

でも、もう少しだけ…もう少しだけ待っててほしい。

僕も確かめたい事があるんだ。