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14 SG ページ14
送信した後、ベットを見るとAがうなっていた。
SG「また泣いてるし。」
みおの目から溢れ出る涙をティッシュで拭く。
SG「疲れとストレスね…」
あまりないように見せかけて、溜め込むのがAだ。
だから何かあったかと思い出すと、やっぱり引っかかるのは、この前言われた前世の記憶というやつ。
完全に信じたわけではないが、信じれる要素はまぁまぁあるし…
SG「前世の記憶ってどんなのなんだろうな」
私の記憶だと言っていたが、その記憶ってなんだ？
もし、聞いたらAは答えてくれるのだろうか。
SG「何があったか無理して話さなくていいけど、大まかに話せるなら話せ。聞いてやるよ。」
Aが目覚めたので、ほんわかにして記憶の内容を聞き出してみる。
「その今日みた記憶は、ある男の人が死にそうで、それを私はダメだって言ってる記憶だったの。」
かなりシビアな記憶だな…
「その男性は、ぼやけててわからないんだけど声と手はちゃんと聞こえたし見えたの。…それで、それが実は、」
Aが次を言おうとすると、俺のスマホが震えた。
なんかデジャヴ。
画面をみると、キム・ソクジンの名前が。
いやさっきもカトク送ってきたよな、このヒョン。
SG「わりぃ、ヒョンから電話。ちょっと出てくる。」
ヒョンっていつもタイミングがな…
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作者名：みおお | 作成日時：2021年2月18日 13時
