時を超えた恋愛［JN］ (ページ13)

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新代表としてステージに上がったジンヒョン。

オヤジギャグばっか言ってた、あのヒョンが自分の会社の代表だなんて、
当時の自分が知ったら驚くだろうな。

会場全体の拍手に合わせて拍手していると、靴に何かが当たった。

SG「…？」

下を見ると足元まで転がってきたのはグラスだった。

なんでグラスが？

転がってきた方向をみると、Aが立っていた。

照明を落とされているせいでよく顔が見えないが、明らかに様子がおかしい。

「A？…っておい、大丈夫か！」

近寄ると苦しそうにするAが倒れてきた。

一体どうしたんだ。

すると、Aの異変に気づいたスタッフが大丈夫かと小声で声をかけてきた。

「…気を失ってるみたいです。」

俺も小声でそう言うと素早く理解し行動するスタッフ。

さすが、一流ホテルは対応が違う。

1人のスタッフが手伝いますと言って、Aを支えなおした時あることに気づく。

「お前…なんで泣いてんの？」

病院に着いて、しばらくすると医者から倒れた原因は疲れとストレスだと言われた。

繁忙期は過ぎたし、最近のAは余り疲れてるような感じはしなかったけどな…

ピコン

スマホが震え、画面を見ると

「ヒョン？」

JNユンギ大丈夫か?倒れた人を助けて病院にいるって聞いたけど。

さすがヒョン。

人をよくみてる。

SG大丈夫、俺の同僚だから。