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"ごめんね。俺は君を守れるほど強い人間じゃないんだ。"
ねぇ待ってよ…
どうして去ってくの？
どうしてそんな悲しい顔をするの？
私はまだ…まだ……
「…きなのに」
自分の声で目が覚める。
目を開けたら一面真っ白。
これはよくドラマで見るやつ…
SG「A起きたか？」
声がした方へ顔を向けると、椅子に座っているユンギ。
「ここは、病院？」
SG「あぁ。」
やっぱり、そうだったか。
目を何度もパチパチするとこめかみに落ちていく涙。
SG「お前が急に気を失うからびっくりして、そばにいたスタッフに手伝ってもらって病院まで連れてきた。」
しかも挨拶の途中だったよね、私かなり目立ったんじゃ、
SG「大丈夫だ。騒ぎにはなってない。」
「さすが、ユンギ。」
こみかみに伝った涙が気持ち悪くて起き上がると、大丈夫かと支えるユンギ。
いつからそんな優男に…泣
SG「ってか、マジ寿命縮んだ。」
「ごめん。」
SG「突然泣き出すし、気を失うし、今も起きるまでずっと泣いてたし。」
そんな泣いてたのか
SG「何があったか無理して話さなくていいけど、大まかに話せるなら話せ。聞いてやるよ。」
えっと、いつからそんな優男に？←2回目
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作者名：みおお | 作成日時：2021年2月18日 13時
