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「あ........、また服.......。連絡してと言われてましたし、また響香ちゃんたちにお願いしようかな...。」
すると勝己くんが少しむすりとした様子で口を開いた。
「A今晩予定あんのか。」
「特にありませんが...？」
「なら仕事済んだ後買い物行く。別にアイツらに言わねーでも俺と行きゃいいだろうが。
ったくアイツら出しゃばって来やがって誰のモンだと思っとんだ。」
ブツブツ言い始める勝己くんに小さな違和感を感じた。あ....、これは、やきもちだ....。合点がいくと一気に微笑ましさが勝りくすりと笑うと、何笑ってやがる！と噛みつかれてしまったのだった。
爆豪がデスクの上に今日も小高く積み上げられた書類に目を通していると、手元の携帯が鳴った。
上鳴電気の文字に一握りの嫌な予感を感じつつ通話ボタンをタップする。
『アッ、バクゴー！？電話出るってことは今忙しくはねーな！』
「用件を言えや。」
『いつもながら冷たッ。こないだ実見チャンどーっだった！！？俺らの自信作！！抱いちゃった？』
口元に運んでいたコーヒーをブッ、と思わず噴きこぼす。
「テメェふざけんな殺されてーのか。」
サッと拭き取り事無きを得た。書類は無事だ。
『えっウソ、そんなダメだった...？』
「ふざけんなAはめちゃくちゃ綺麗だったわ！」
『だろー！？清楚だし絶妙にえろかったろ！もう1着と悩んでたけどこっちのがこう、醸し出す色気があったからさ俺が推しといたんだぜ、褒めろ褒めろ〜！』
「...ともかくAが嬉しそうだったからそれでいいわ。」
『あとさー、買い物の間ジョシは普通に名前で呼び合ってんのに俺だけ苗字呼びでさー疎外感半端ねーの。すげー寂しくてさー。どうしても名前呼びダメ？』
「今度勝手に名前呼びしたりさせたりしたらテメェの事務所爆破してやる。」
『いや待ってそれ俺クビ確実じゃん。勝己くんは心が狭小住宅ですねー。』
「切んぞ。」
『アッちょっ酷っ！』
「....まぁAが世話んなったみてーで礼は言っとくわ。」
『わー彼氏ヅラー。俺ら実見チャンが好きだから一緒に行っただけだし！』
「ヅラじゃねぇわ。正真正銘彼氏だっつの。
Aが嬉しそうだから許されてっけどよ、Aは俺んなんだからな、テメェらあんま出しゃばってくんじゃねぇぞ！」
『アーハイハイ勝己くんは狭小住
ブチリ、と通話が切れた音を残して上鳴電気の表示は消えた。
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泉(プロフ) - Runaさん» あぁ、出会って下さってありがとうございます....！そんなに読み返して頂けるなんて本当に幸せです。神かはわかりませんが、だいぶ初期の作品にも関わらず自分でも褪せない、大好きな作品です。 (7月4日 22時) (
レス) id: 250c48e64a (このIDを非表示/違反報告)
Runa - なんか、なんか…！めっちゃお洒落っていうか！儚いって言うか…！！とりあえず好きです！！！三回ぐらい読み返しました！！こういう作品を神って言うんだなぁ…と思いました(*^_^*) (7月4日 20時) (レス) @page50 id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
泉(プロフ) - ぽむさん» こちらこそありがとうございます、今出会って頂けただけでも嬉しいです^^ (2021年12月22日 18時) (レス) id: 250c48e64a (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - なんだこの素敵な作品はこんな作品に出会えたことを感謝です。てか！もっと早く出会いたかったです。ありがとうございました。 (2021年12月22日 13時) (レス) @page50 id: 10c6d472ea (このIDを非表示/違反報告)
泉(プロフ) - モコ‐シファールさん» あーもうアー...もこさん好き...アー涙出る。。全部嬉しいです...もこさんとまたお話がしたいがために次作書いてしまいそうです笑。悲恋が苦手で、夢主たちを幸せにする事で自分も救われている部分があります。またもこさんとお話できたらいいなぁ。。 (2018年11月26日 16時) (レス) id: 54e9f26b3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泉 | 作成日時：2018年10月19日 19時
