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ボンっと音がし、大衆がざわめく。
「えっ、ボールが消えた...！？」
「...！人は全員無傷でボールだけを滅却した...！やっぱり狭間さんすげーっス！！！熱い！！！」
攻撃手段を無くした人たちに「ごめんなさい」、とターゲットにボールを当てがった。
通過者は控え室へ、というアナウンスに従い歩みを進めようとすると成り行きで夜嵐くんと向かうこととなった。
「狭間さんすごかったっス！！」
「夜嵐くんも、風、すごかったね。すごく繊細なコントロール...綺麗だった。」
にこり、と笑んで見せると夜嵐くんが一瞬真顔になった。
あれ？なんか気に障ること言っちゃった...？
「狭間さん...好きだ！！
イナサって呼んで下さい！！！！」
「えっと...ごめんなさいイナサくん。私もAでいいよ。あと敬語はいいよ。」
「やったあ！！！じゃぁA！！好きだ！！！！！」
「うん、ごめんなさい。」
控え室に着いた。
しばらくイナサくんと話していると、知った顔が入ってきた。
「あ！焦凍くん...！」
にこにこと駆け寄ると「A、早ぇな」と焦凍くんが応じてくれた。
「イナサくんがほとんど片付けてくれたっていうのもあったかな。」
「イナサくん...？あぁ、また爆豪に怒られんぞ。」
チラ、とイナサくんへ視線をやり、俺もこれ以上の面倒はごめんだ、とこぼした。
「...？」
首を傾げる私をよそに2人の間にはピリッとした空気が流れていた。
「アァッ！？なんでテメェらがAと一緒に居んだ！！」
「あっ勝己！勝己にしては遅かったね！」
たたた、と勝己のもとへ駆け寄る。
駆け寄った私を抱きしめて、勝己はフフン！と2人にドヤ顔を決め込んだ。
「くっそー！A！俺にも！」
「イナサくんごめんなさい。」
手を広げてハグを催促するのに間髪入れず頭を下げて断る。
「〜〜〜〜A...！テメェはまぁた名前で呼び合ってよ...どういう訳だァ！？」
「ひ..っ！いや、あの、場所が一緒になったので...流れで、ね、それだけだよね...。」
「Aの個性めちゃくちゃ熱かった！！惚れ直した！！！」
「うん、ありがとう、ごめんなさい。」
ささ、と勝己の背後に隠れる。
勝己は勝ち誇ったように悪人面で笑みを浮かべる。
「あ！みんなも来た！」
嬉しそうに爆豪の背を離れ駆けていくA。
「「「...。」」」
その場に残された3人の間にはえもいえぬ空気が漂った。
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眠 - かっちゃんは相変わらずかっこいいしハイキューネタ！？神すぎ。何で今まで出会わなかったのだろう (2021年9月29日 22時) (
レス) @page48 id: cfd8dfa5f7 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - ああ………林間合宿まだ原作見てないからここで終了です…！くっ！なんということだ…！！受験終わって原作見たらまた来ますね！レスうれしかったです！ではではアディオス！ (2018年9月24日 1時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - あ…、黒姫だった…そして絶界だった…！そしてハイキューネタぁあ！！なんですか好みドストライクですよなんなんですか！てか私、結界師はアニメまでしか知らないからむっちゃ勉強になっとりますわ！ (2018年9月24日 1時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
泉(プロフ) - きりあさん» ッアー！ッアァーーー！！嬉しすぎる...！(ゴロンゴロン)文章を書くの自体が初めてだったので、結界師知らない方にもちゃんと伝わっててしかも楽しんでもらえてるっていうのが本当に嬉しかったです...！アー！作者冥利につきるー...！ありがとうございます！ (2018年9月19日 9時) (レス) id: 54e9f26b3f (このIDを非表示/違反報告)
きりあ(プロフ) - 泉さん» 結界師にもそのようなこと(角度についての話)があるのですね…。俺は結界師については全然知らないのですが、それでも楽しめる内容になってるのですごいと思います (2018年9月17日 23時) (レス) id: 70f4828b85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泉 | 作成日時：2018年3月30日 0時
