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ハ...、として、ぐいと目元を拭うと「わり...。」とこぼしながら体を離した。
どちらからともなく、少し名残惜しむような空気が流れたのは、思い上がりだっただろうか。
「そいや....お前、複数付加なんて出来たんかよ。
しかも意識の付加とかよ...そりゃもうテレパスと同等だろ。やっぱ俺の慧眼に狂いはなかったな。」
「いや......今回は運命にプラスして発信機は付加したけど、ほんとは複数付加なんてほとんどやったことなくて....。
しかも物質の付加はかなり難しいから、相澤先生があれだけ小型の物を用意してくれたからこその成功だと思う...。
でも、意識の付加........？って？」
「は.....？付加物が展開した時、一緒にお前の声が.......。大丈夫っつって..........、ッ、」
「え、...............ッ、付加、してない......けど....嘘....。そんなとこでまで.....私の意識だだ漏れて...........。」
意図、してねぇ本心、とか。
反則だろ。
2人して顔に熱が差すのに思わず結弦は下に、俺は明後日の方向に顔を向けた。
「.......おい、お2人さん。
盛り上がってるとこ悪ぃんだが。時間だ、結弦、送るぞ。」
ヌ、と現れた相澤先生の声に2人してビク、と肩を震わせた。
やべ、時計見とったのに時間の事すっかり忘れとったわ....。
勝己ー！アンタ外出るなって警察から言われてるでしょーーー！
と家の中からもウルセー怒鳴り声が響いている。
「まぁ結弦の親御さんがどうかにもよるが....。普通科は大丈夫だろう。
じきに、また会える。お前が守ったお陰でな。だから、心配するな。」
「.........はい！
じゃぁ、爆豪くん..........、
また。」
「......おお。」
そう言って結弦は小さく手を振り、先生に連れられ車へと向かった。
こんなに感慨深い“また”の言葉は、そうそう無かった。
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泉(プロフ) - くじさん» ひーん....！ありがとうございます...！待ってると言って下さって嬉しいです...！ (2019年5月15日 8時) (
レス) id: 54e9f26b3f (このIDを非表示/違反報告)
くじ(プロフ) - 泉さん» いつまででも待ってるので泉さんのペースで頑張ってください…！！ (2019年5月10日 19時) (レス) id: db6b08d5ff (このIDを非表示/違反報告)
泉(プロフ) - くじさん» 推しカプと言っていただけて最高に嬉しいです^^*うちの子たちが推しと呼んでもらえるなんてなんだかすごい...！活動、一時終了と言って頂けてなんだかほっとしています。。苦笑。またしっかり入れるようになったら書きたいです。 (2019年5月10日 14時) (レス) id: 54e9f26b3f (このIDを非表示/違反報告)
泉(プロフ) - つるぎさん» たくさんの嬉しいお言葉ありがとうございます...！また帰れる場所を作っていただけてとても嬉しいです涙。こんなにも作品をあたたかく愛して頂けて、こちらこそ本当に素敵な読んで下さる方に出会えて感謝です* (2019年5月10日 14時) (レス) id: 54e9f26b3f (このIDを非表示/違反報告)
泉(プロフ) - kazuさん» あたたかいお言葉ありがとうございます....！こちらこそ、素敵な内容で最後に物語を広げて下さってありがとうございました* (2019年5月10日 14時) (レス) id: 54e9f26b3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泉
| 作成日時：2019年2月20日 16時
