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「みんな、最高のカレーを作ろう！！！！」
メガネがそう無駄に声を張り上げて言い放った。
ストトトトトト
無心で野菜を切っていた。
小さな暇を見つけてはトークルームを開いたが、さすがに合宿本番になると送れるメッセージの数は激減していた。
文字からアイツの声が想像できるようで、柄でもねぇのに熱心にメッセージ画面を開いている自分を自嘲した。
声が聞きてぇ、なんて。
いつからかそんな馬鹿みてぇな気持ちに、思考が占拠されていて内心舌を打つ。
俺は馬鹿か。
付き合っとる訳でもねぇ。アイツからしたらただの妙な縁のある後輩ってだけだ。アイツの言った通り、ついこないだまで中学生だったお子様だろう。
それをこんな、メッセージを送り、挙げ句の果てに声まで聞きてぇだなんて。どんどん欲ばかりが先行して行く。
俺はアイツの何でも無ェ、その追いつかない事実が刺さるばかりだった。
..............今、
どうしてんだろうな。
「うわ、爆豪くん包丁上手...意外やわー。」
「アァ！？包丁に上手いも下手もねぇだろが！」
「出た、久々に才能マン。
つかバクゴー機嫌悪くね？
アー.....アレだろ、夏休みで会えねーから淋しいんだろカァッチャーーーーーーン...！」
「テメェはよっぽど顔面爆破が気に入ってるらしいなァ...！」
「えっ嫌だしマジ勘弁だし.....！
ってゆうかそんな気になんなら1本電話でもしてくりゃいーだろー！」
「何なに、こないだの綺麗な先輩の話なんそれ！？」
「オッ、麗日鋭いじゃん！」
「テメェらなぁ....プライバシーっつう言葉知ってんのか、アァ...！？」
「爆豪くん電話する勇気出んのんやったら私たちが一緒に電話してあげようか？」
「ンでそうなんだテメェらの脳味噌どうなっとんだ馬鹿が....！！！」
「いや普通にあの綺麗な先輩...結弦先輩？とお近付きになりたいなと思いまして。えへへ。」
「無理言うなよ麗日ー。バクゴーにそんな勇気ねぇよ、こう見えて奥手チャンカツだからさー。」
容赦無くアホ面の顔面に手のひらをかざした。ベフッ、という間抜けな声と共に、コミックさながらの爆発音が響いた。
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泉(プロフ) - くじさん» ひーん....！ありがとうございます...！待ってると言って下さって嬉しいです...！ (2019年5月15日 8時) (
レス) id: 54e9f26b3f (このIDを非表示/違反報告)
くじ(プロフ) - 泉さん» いつまででも待ってるので泉さんのペースで頑張ってください…！！ (2019年5月10日 19時) (レス) id: db6b08d5ff (このIDを非表示/違反報告)
泉(プロフ) - くじさん» 推しカプと言っていただけて最高に嬉しいです^^*うちの子たちが推しと呼んでもらえるなんてなんだかすごい...！活動、一時終了と言って頂けてなんだかほっとしています。。苦笑。またしっかり入れるようになったら書きたいです。 (2019年5月10日 14時) (レス) id: 54e9f26b3f (このIDを非表示/違反報告)
泉(プロフ) - つるぎさん» たくさんの嬉しいお言葉ありがとうございます...！また帰れる場所を作っていただけてとても嬉しいです涙。こんなにも作品をあたたかく愛して頂けて、こちらこそ本当に素敵な読んで下さる方に出会えて感謝です* (2019年5月10日 14時) (レス) id: 54e9f26b3f (このIDを非表示/違反報告)
泉(プロフ) - kazuさん» あたたかいお言葉ありがとうございます....！こちらこそ、素敵な内容で最後に物語を広げて下さってありがとうございました* (2019年5月10日 14時) (レス) id: 54e9f26b3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泉 | 作成日時：2019年2月20日 16時
