episode68 ページ18
閉会式を終え、テントやクラス席、応援席の撤去作業が始まっていた。
｢相楽君は生徒会の方行く？｣
パイプ椅子を折りたたみながら尋ねてくる篠宮さんに、俺は頷いて手を合わせる。
｢あぁ、うん。悪いけど抜ける〜｣
｢気にしなくていいよ。いってらっしゃい｣
ニコリと微笑む彼女の表情は、少し不安そうに見えた。
｢先輩！｣
｢おー、相楽｣
本部席までやってくると生徒会役員たちがせっせと働いていた。その中に今日で転校する会計の先輩の姿を見つけ、俺は駆け寄った。
ちなみに、彼は2年生だ。
｢そっち持って｣
｢はいっ｣
折りたたみ式の会議テーブルをひっくり返し、脚を畳んで校舎内へ運んでいく。
俺は先輩と一緒にテーブルを運びながら、辺りを見回した。
｢……浅野先輩はいないんですか？｣
｢あぁ、さっき理事長に呼ばれてた。留学生さんたちと一緒に｣
置き場に着いてテーブルを重ねて置き、俺は手についた砂を払う。
｢先輩、棒倒し負けちゃったからね。
俺は正直、作戦負けだと思うんだけど｣
先輩は軽く笑ってそう言った。
3年A組と3年E組、それぞれの男子による棒倒しは、結果としてE組の勝利で終わった。
｢……2人共！丁度良かった｣
突然背後から思いがけない声が追ってきて、俺と先輩は素早く振り返る。
そこにいたのは、浅野先輩だった。
｢向こうで人手が足りないようなんだ。
2人で助っ人に行ってくれるか｣
｢分かりました｣
先輩は快く返事して、なかなか声が出ない俺の手を引っ張った。
｢……浅野先輩、結構普通でしたね｣
｢あぁ、普通すぎてビックリした……｣
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マニ。(プロフ) - 嵐符さん» ✉️。良かったです！ではボードの方で宜しくお願いします！ (2月25日 9時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
嵐符(プロフ) - マニ。さん» 確認しました！ありがとうございます！ (2月25日 9時) (レス) id: 84f6dbb787 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 嵐符さん» あのそちらのボードに返事送りましたので通知来てると思います。ボード返事待ってます！ (2月25日 9時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
嵐符(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！ボードという機能…恥ずかしながら知りませんでした…。勝手が分からないのですが、私がマニ。さんのボードに行けばいいのか、私のボードに来ていただけばいいのか、はたまた全然違うのか…。どうしたら良いのでしょうか…！？ (2月25日 8時) (レス) id: 84f6dbb787 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 嵐符さん» ✉️。こんにちは！面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！ (2月25日 5時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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