episode65 ページ15
｢あ、Aちゃん！久しぶり〜｣
バッタリ出会した明るい髪の男子生徒。
確か、前に磯貝先輩と一緒にいた……
｢……前原先輩、ですよね｣
彼はニッと笑った。
｢今日は、磯貝先輩と一緒じゃないんですね｣
｢あー、磯貝は次の棒倒しに向けて緊張してる｣
棒倒し。そういえば、赤羽先輩が言っていた。
｢あぁ……A組が相手なんですよね｣
｢そ｣
3年A組と3年E組は生徒数が違うため、棒倒しに参加する男子の人数もきっと違う。
A組の方が圧倒的に多いはずだ。
前回の期末テストといい今回の棒倒しといい、どうしてE組は、A組との圧倒的不利な勝負に挑むのだろう。
……まぁ、私がそんな事を考えたところで、状況は変わらない。
私にできることは、目の前で頑張っている人の応援くらいだ。
｢頑張ってくださいね｣
｢もちろん！ありがとね〜｣
前原先輩はひらひらと手を振って立ち去った。
｢……篠宮さん、今の誰？｣
自動販売機で買ったらしいスポーツドリンクを片手に、相楽君が戻ってきた。
｢知り合いの、先輩だよ｣
｢そうなんだ。篠宮さんって部活やってるわけでもないのに先輩の知り合い結構いるよね〜｣
｢え。そ、そうかな｣
相楽君はカチリとペットボトルのキャップを開け、中身を喉へ流し込み、ひと息ついた。
｢そうだよ。……って、次は棒倒しか｣
グラウンドに目をやると、フィールド内に3年の男子生徒たちが集まりはじめている。
｢うん……｣
｢最後にA組とE組でやるんだっけ……｣
相楽君はふと思い出したように、あまり関心がなさそうに、そう呟いた。
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マニ。(プロフ) - 嵐符さん» ✉️。良かったです！ではボードの方で宜しくお願いします！ (2月25日 9時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
嵐符(プロフ) - マニ。さん» 確認しました！ありがとうございます！ (2月25日 9時) (レス) id: 84f6dbb787 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 嵐符さん» あのそちらのボードに返事送りましたので通知来てると思います。ボード返事待ってます！ (2月25日 9時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
嵐符(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！ボードという機能…恥ずかしながら知りませんでした…。勝手が分からないのですが、私がマニ。さんのボードに行けばいいのか、私のボードに来ていただけばいいのか、はたまた全然違うのか…。どうしたら良いのでしょうか…！？ (2月25日 8時) (レス) id: 84f6dbb787 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 嵐符さん» ✉️。こんにちは！面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！ (2月25日 5時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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