7 ページ7
.
「浅村さん ホームランすごかったです!」
浅村「ありがとう」
「2本も打っちゃうなんてすご過ぎですよ〜」
浅村「Aちゃんが見てたから頑張った」
「えへへ そうなんですか?」
試合をゆっくり見させて貰い
その後 、浅村さんの車に乗せて貰って
私の家に向かっている
「試合の後なのに送らせてもらってすいません」
浅村「気にせんでええよ」
「ほんとにありがとうございます」
浅村「他の選手怖くなかったやろ?」
「はい!みなさん優しくしてくださいました!」
浅村「でも誰が誰だか分かった?」
「 ... すいません 、全然分かりませんでした(笑)」
浅村「そうやろな〜(笑)」
「10番のトモヤさんだけ分かりました!」
浅村「ふはっ、あいつ めっちゃうるさかったもんな」
「疑ってましたね(笑)」
もう そこの信号を曲がれば
私の住むマンションに着いてしまう
次に会う予定は .. ない
浅村「誰でも球場連れて行ってる訳ちゃうからな」
「 .. ぁ 、はい」
ボソッと呟いた浅村さんの言葉
それって .. どういう意味なの?
私は特別って 自惚れていいの?
そして 何も言わずに
私のマンションの前に車を止めた
何か言わなきゃ ...
" ありがとうございます " って言って
車を降りれば ...
私たちの関係は 終わってしまう .. ?
「まだ離れたくないです」
は?え?
私 、何言ってんの ...
浅村さんもビックリして
2人で驚いて 顔を見合わせる
浅村「何、自分でビックリしてんねん(笑)」
「えっ、私 今何て ..」
浅村「今から俺ん家行く?近いけど」
「 .. いいんですか?」
浅村「俺も離れたくないし」
そう言えば
すぐに車を発進させて
浅村さんの家に向かった
.
127人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かぐや姫 | 作成日時:2018年7月16日 22時