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忘れ物をしたから届けて欲しい と

栄斗さんから朝 ラインが来た

栄斗さん家に取りに行き

今はドームへ向かっている



ドームの入り口の警備員さんに

" 浅村さんの .. " と言うと

すぐに通してもらえた



「あ、栄斗さん」



浅村「ごめんな?ありがとう」



「いえいえ!」



浅村「ちょっとこっち」



さすがに廊下では人目が気になったからか

自販機が置いてあるところへ移動する



浅村「今夜は?」



「今夜は空いてますよ」



浅村「じゃあ俺ん家で待っててくれへん?」



「はいっ」



浅村「ありがとう 、A ..」



「ん ..」



栄斗さんに そっとキスをされる

すぐそこの廊下は

選手が通っていて 声もする

とても ドキドキ スリル満点



「栄斗さん 、バレちゃいます ..」



浅村「大丈夫やって ..」



「んんッ ..」



栄斗さんは構わずに

何度も何度も 唇を重ねる



『何やってんの』



浅村「あ、ごめん .. じゃあ 、また夜に」



「え、あ、はい ..」



少しムッとした顔で入って来たのは

侑司さん だった



「じゃあ 、私も帰ります ..」



金子侑「待てよ」



「な、何 ..」



金子侑「アサのこと好きなん?」



「 .. 侑司さんには関係ないでしょ」



そう言って睨むと

今にも泣きそうな顔の侑司さん



金子侑「俺とやり直して欲しい」



「 .. 困るよ」



金子侑「 .. そう 、だよな」



「ごめんなさいっ」



その場に居られなくて

思わず走って その場から去った


悲しそうな侑司さんの顔だけが

ハッキリと脳裏に焼きついた





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設定タグ:プロ野球 , 埼玉西武ライオンズ , 浅村栄斗   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:かぐや姫 | 作成日時:2018年7月16日 22時

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