銀のイルカ (ページ2)

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ここのところは

ずっと仕事漬けだったから

楽しくお酒を飲んでって言うのが

久しぶりだった

また会いたいな ...

そう思えば

いつの間にか足はバーに向かっていて

「こんばんは～」

マスター「お、いらっしゃい」

『あっ、』

マスターの前に

あの日の男の人が居た

また会えた .. ！

「またお会い出来て嬉しいです」

『俺もですよ』

マスター「よかったよかった、俺は席外しときますね」

マスターは気を遣って

2人きりにさせてくれた

「あ、あのお名前教えてください」

『浅村って言います』

「浅村さん」

浅村「うん、そっちは？」

「秋山Aです」

浅村「じゃあ、Aちゃん」

「はいっ ..」

お互い名前も分かったところで

やっとまともな話が出来た

この間は私がベロベロになっちゃったから ..

分かったことは

浅村さんは野球選手だってこと

2歳年上なこと

この間凹んでたのは試合で上手くいかなかったから

浅村「俺、明日もあるしそろそろ帰りますね」

「じゃあ私も帰ろうかな」

浅村「あのライン交換しませんか？」

「はい！」

ラインを交換して

お店の前で別れた

家に帰ると丁寧に

" 浅村です！今日はありがとうございました^_^ "

とラインが来ていた

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