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大貴side
大貴「A、愛してるよ、、、、」
せっかく今愛してるよって言ったところなのに、、、
トントン
邪魔が来た、、、、
あ、鍵閉めてたんだ、、、
ガチャ
大貴「なに？今いいところ」
慧「なにが今いいところだよ！！
本当にさ。こんな音楽ガンガンかけて！！
うるさいったらありゃしない！！」
大貴「あー、、、音楽、、、笑」
慧「ったく！！
どうせそういうことしてたんでしょ。」
大貴「はぁ？してないし、、、、」
慧「可愛い声聞こえたよ？笑」
大貴「はぁ？」
慧「聞こえるわけないじゃん。
こんな騒音流しといて！！
わざとだろうけどね！！ばか！！
あのね、まだ一応点滴ついてんだからね！！」
大貴「はい、、、ごめんなさい、、、、」
慧「それで、、、？
付き合えたの？」
大貴「は？まぁ、、、お付き合いさせていただきます、、、」
慧「なんで知ってんの？とか思ったんでしょ？どうせ。
分かりやすいんだって、、、だいちゃんは！！
よかったね、だいちゃん、Aも笑」
Aはもちろん顔真っ赤で
俺も多分顔赤くなってたと思う。
返す言葉もなくて、、、ただ小さい声で
ありがとうだけ言った。
慧「とりあえずさ、、、、
お風呂入ってきたら？
Aも、、、、見たらバレるよ？」
大貴「は！？、、、、、、」
慧「Aは針だけそのままにして点滴
一瞬外してあげるからだいちゃんに
洗ってもらいなねー笑」
大貴「あ、、、、あの、、、裕翔には、、、、」
慧「はいはい、みんなに内緒にしとくから
付き合った報告、近々しなさいよぉ！！！
じゃあ、A処置室行くよー」
いのちゃんは全てを見透かしたように話をして
お風呂に入るためAを連れて
処置室に向かっていった。
俺も必要なものを持って
脱衣場に行って服を脱いでタオルを巻き終わる頃に
Aを連れたいのちゃんが現れて
"イチャイチャしないで早く出ておいでね笑"って
言って去っていった。
それからお風呂に入ってすぐに出て
裕翔にバレないように髪をお互い乾かして
処置室に行って点滴を繋げ直したら
もうバッチリ。
A「だいちゃん、、、今日も一緒に寝てね？
待ってるから。」
大貴「当たり前だろ。」
そんな約束を交わして
その日は仕事に出かけて時間通りに
帰って来れて一緒に眠ることができたふたりでした。
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作者名：桜音 | 作成日時：2024年2月21日 2時
