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Aside
真っ暗な世界。
何も無くて、、、ただただ真っ暗の道。
進んでも真っ暗で。まるで地獄に向かうかのよう。
でも微かに聞こえる、、、
これは、、、、だいちゃんの声かな。
大貴A、、、そろそろ起きてよ、、
ん？そろそろ起きて？って言った？
でもね、だいちゃん、、、
出口なんかないんだよ、、、
私もうこのままいた方がいいんだよ。
そしたら迷惑もかけないし、、、
私居なかったらこんな思い
みんなにさせなかったでしょ、、、
ね？そうだよね、、、、
私がここに来たばっかりに、、、
ごめんなさい、、、
大貴迷惑なんか思ってないからさ
そろそろ起きて俺にだいすきだよって
言ってくれよ。俺、、、もうお前居ないと無理だよ、、、
また、、、見透かすの？笑
私の気持ちいっつも見透かすよね。
そういうところも全部
だいすきだよ、、だいちゃん。
だいちゃんに会いたいな、、、
あれ、、、少しだけ光が、、、、
行ってみようかな。
A「ん、、、、、」
大貴「A？わかる？」
A「だいちゃん、、、、会えたね、、、」
だいちゃんはすっごい泣いてて
だいちゃんの声でみんなも
私のベッドの周りに集まってきて泣いてる。
なんで泣いてるんだろうって、、、
私にはわかんなくて、、、
A「泣かないで、、、？」
そう言ってみたけど
みんなは泣き止むことはなくて。
少しだけ不安になった、、、
そしたらやっぱりだいちゃんが
私の手を優しく握って教えてくれた。
大貴「Aは1週間目が覚めなくて。
みんなで仕事休んで目を覚めるの待ってたんだ。」
A「1週間も？そっか、、、ごめんね、、、
でもね、、、だいちゃんがね、、、
ずっと呼んでくれてたんだよ。
戻るか迷っちゃって、、、、ごめんね。
でもやっぱりもう一度みんなに会いたくて、、」
大貴「え？俺の声？」
A「だいちゃん、迷惑なんか思ってないからさ
そろそろ起きて俺にだいすきだよって
言ってくれよ。俺、、、
もうお前居ないと無理だよ、、、って
言ってくれたでしょ？
だからまた会いたくなって、、、
やっぱりだいちゃんのことだいすきだから。」
素直に話したらだいちゃんがまた
泣いちゃって。でもみんな笑ってくれた。
帰っきてよかった。
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作者名：桜音 | 作成日時：2024年2月21日 2時
