50：呪術師とテスト ページ9
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灰原「難しい因数分解が出来ない〜〜！！」
『普通に因数分解するだけだよ』
灰原「普通とは？！」
夏油「Aも硝子タイプ※なんだね」
家入「何だよ硝子タイプって」
※硝子タイプ：ヒューってやってヒョイ、等の感覚派
私達は呪術師であると同時に学生でもある為、勉学も立派なお仕事。
ということで、明日の中間考査に向けて夏油さんの部屋で勉強会をしていた。
五条「まー心配しなくても大した問題はでねぇよ。俺らの本業は呪術師だし」
そう話す五条さんに賛同する夏油さんと硝子さん。
呪術高専は生徒に進学する人は少ない為テストは授業さえ聞いてれば出来るほどの難易度らしい。
そんな話を聞いてなら安心！とペンを置く灰原に七海が釘を刺す。
七海「それにしてもその因数分解が出来ないのは不味いと思いますが」
『確かに、これは絶対テストに出すって先生が話してたもんね』
灰原「っ〜！わかった！！！出来るようになる！！」
ウ〜ッ！と唸りながら再びペンを握った灰原がまだ課題終わってないのに…と呟く。
五条「課題はやらねぇと死ぬぞ」
家入「マジでそれ、正直テスト捨てて課題した方がいいくらい」
突然だが、何故この勉強会が開かれたのか説明しよう。
このメンバーの殆どは地頭がよろしい為、正直テスト勉強をしなくても高得点を取れる人ばかり。五条さんに関しては、毎度ノー勉で数学満点をとっているみたい。
それなのにどうして全員がペンを握って黙々と手を動かしているのか。それは呪術高専の単位取得は殆ど課題提出の有無にかかっているからだ。
そう、現在私達はテスト勉強を捨て、鬼のような量ある課題を捌いているのである。
『腱鞘炎になっちゃう…』
七海「本当この課題の量おかしく無いですか？」
夏油「テストを難しくしたら留年者が多発してしまう、かといって成績判定を緩くするのも…この学校は文科に睨まれてるらしいからね。せめて膨大な量の課題をさせることで勉学にも精を出してますってトコを見せてんだって」
五条「俺的にはバカみてぇな量の課題するよりテストで一発勝負の方がいいわ」
灰原「そしたら僕が困ります！」
『せめて授業の出席率で…イヤ、ダメか』
家入「任務や任務で負った怪我の療養期間もあったりで授業出席率も良くは無いからな」
ウーン、こう考えたら課題さえすれば単位くれるのって優しいのかな？
でも私も五条さんと一緒でテスト勝負の方がいいなぁ…。
あ〜、手いてぇ、もう限界！！！と叫ぶ五条さんを眺めていると、ふと家入さんが呟いた。
家入「誰か面白い話しろ」
なんか始まっちゃった…
・
続く
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rona(プロフ) - ramiさん» とんでもないイケメンにモテる朝倉ですね最高すぎる笑 (2月24日 22時) (
レス) id: 37a0da4135 (このIDを非表示/違反報告)
rami(プロフ) - ronaさん» このコメント手叩いて笑っちゃいました笑朝倉は元カレ5人くらいいるハズなのできっと菊池松島もわらいると思います笑 (2月24日 19時) (レス) id: d081508064 (このIDを非表示/違反報告)
rona(プロフ) - しょうもないですけど私は歴代彼氏中島健人佐藤勝利説を推したいです (2月23日 23時) (レス) @page3 id: 37a0da4135 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rami | 作成日時：2024年2月23日 21時
