俺の愛しの人 (ページ4)

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寝室に戻ると…

大「…っ、じゅりぃ…どこぉ？」と

今にも泣き出しそうなきょもが
俺を見つけた瞬間にベッドから飛び出してきた。

『危なっ！』

足に力の入らないきょもがバランスを崩し、俺の方に倒れてきたもんだから慌てて受け止める。

「きょも！なにしてんの？危ないじゃん！」

大「…だってぇ…」

熱のせいで水分量の多いうるんだ瞳で
俺を見つめてくるきょも。

『…っ！』

これまた熱のせいでいつもより赤みを増した唇が妙に色っぽくて…

こんな時に不謹慎だと思いつつも
その唇から目が離せない。

きょもの体温なのか、自分の体温なのかわからないくらい俺の身体も熱を持ち始める。

大「樹がいなくて寂しかったんだもんっ」

破壊力抜群のセリフと、破壊力抜群の上目遣いで見つめられたその瞬間、、、

俺の理性は見事に吹っ飛び…

きょもの赤い唇に吸い寄せられるように
自分の唇を重ねた。

久しぶりの感触と、いつもより熱いきょもの唇に興奮してしまい、さらに深く口付ける。

大「んっ…」

きょもの甘い声にさらに刺激され、
夢中で貪り続ける。

苦しそうな息遣いが聞こえてきたので、唇を解放してあげると…

キスだけで蕩けたきょもが
名残惜しそうに俺の唇を見つめている。

『ヤバっ…無理っ！』

きょもを抱きかかえ、
優しくベッドに連れて行く。

大「じゅり…？」

めちゃめちゃ甘い声で
俺の名前を呼ぶきょもが愛おしすぎる。

「っ、、煽んのうますぎっ、
…きょも…ごめん、俺…止めれないかも…」

そう言ってもう一度深く口付けると…

きょものスイッチが入ったのを感じた。