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小島くんと付き合って分かったこと。
私が思う以上に私の事がとても好きっていうこと。
「Aさん、おはようございます。」
『おはよう、小島くん』
「なんや眠そうやね」
『うん、ちょっと眠い。』
会社のエレベーターホールで会うことが多くなった。
というよりタイミングが合うって感じ？
「Aさん乗らんの？」
『あ、乗る乗る。』
エレベーター乗るも、やっぱりまだ無言の時が多い。
「……Aさん？」
『うん』
リップ音込みの軽いキスをされる。
「目覚めた？」
『……へ、あ、う、うん、』
「よかった」
たまに予想を上回る行動をする小島くんにまいってしまう。
柔らかく笑う顔が、全面的に私を好きってことが伝わる顔で、とても、なんか、くる。
『あ〜〜めっちゃ想われてるって感じする』
「よかったやん」
『うん』
「俺は合コン惨敗やったのに」
よく行くご飯屋さんが同じからか、ランチに大晴とばったり会った。
元あっちの関係やのに普通すぎる会話をするのも、まぁ仲良しやからええかとも思える。
「じゃあもう、Aとはできひんな」
『当たり前や』
「……」
『なに？』
「いや、もっとしとったらよかったなって、」
頬杖ついて私の髪を触って撫でる大晴。
そっちの雰囲気に持ってくのが、相変わらずうまい。
『あんた、何言うてんの、髪触ら』
「Aさん？」
『……小島くん！』
また偶然、タイミングがよく小島くんの登場。
「え、あの時の人が恋人やったん？」
『さっき話したやんか』
「そうやったっけ？」
『はぁ、小島くん、こっちは、……小島くん？』
「…、、はい」
『どうしたん、怖い顔して』
「いや、そんなことないですよ？」
『？』
その後、変に静かな小島くんと、いつもよりうるさい大晴の間に、はさまれてとても帰りたくなった。
『小島くん、お昼からずっと変やね』
「…そ？」
『私と帰り一緒いや？』
「いや！帰り一緒はめっちゃ嬉しいけど、」
『けど？』
「昼の妬いたかも」
『え？』
ヤキモチ？え、あれだけでヤキモチやくん？
「心狭くてごめんなさい」
『いや、なんや可愛い笑』
「可愛くないです」
『かわええよ笑、あ、駅、小島くん何番線？』
「……」
『小島くん？』
「まだ帰したくない言うたら嫌ですか？」
『え』
「Aさんとまだおりたい。」
まさかのお誘い。
100点かってくらい満点の誘われ方に、うんしか言えなかった。
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みみ(プロフ) - ぽこぴーさん» コメントありがとうございます！消してしまったすみません(；_；)どこかで短編集で出そうと思います！ちょっと内容変わっちゃうかもですが、絶対出します！ありがとうございます！！ (8月18日 20時) (
レス) id: b4f8d29230 (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぴー(プロフ) - お話途中のものいくつか読ませてもらったんですが、全部続きが気になりすぎます、、！！ぜひ書いていただきたいです♡ (8月5日 16時) (レス) id: 2a3fd4e7ff (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - ぽやさん» コメントありがとうございます…！とても嬉しいです（泣）ありがとうございます、更新がんばります（泣） (2023年4月17日 1時) (レス) id: b4f8d29230 (このIDを非表示/違反報告)
ぽや - 初コメント失礼します！小島くんのお話が何がとは言いませんが刺さって抜けられません…（）更新楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2023年4月16日 20時) (レス) id: abd48ed021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みみ | 作成日時：2022年12月12日 23時
