愛され短編集12[YouTuber]

騒げ！騒げ！(水溜りボンド トミー) ページ30

〜トミーside〜

『とみながひゃん、ほっぺをはなひてくだひゃい。』


ト「無理。」


『なんれれすか。』



後輩であり、キイチの同輩であるAの頬を、帰宅と同時に手でつまんだ。



ト「お前、さっきカンタの部屋に入ってたろ。」


『はい。』


ト「なんで。」


『……理由もなく入ったらだめなんれすか。』


ト「嫌じゃん。」


『知りません。』



ここまで言ってるのに俺の好意は完全に一方通行。この長ったらしい一方通行はいつまで続くんだ、といつも思う。



ト「ったく、今回は見逃してやるから。」


『っと、なんでそんな不満そうなんですかー…。』


ト「お前は知らなくていーの。」



そう言って自室に戻った。

ベットに突っ伏して、瞼を閉じた。






．





『……、……さん、富永さん。』


ト「ん、んぁ？」


『リビング来てください。みんな待ってます。』


ト「……は？」



Aはそれだけ言って部屋を出ていった。あまりの速さに、一瞬夢かと思った。

とりあえず階段を降りてリビング。覗いた。



(ﾊﾟｧｰｰｰｰｰﾝ!!!!!)


ト「うるせぇうるせぇうるせぇw え、何してんの？w」


カ「はいっ、お誕生日おめでとうございますー。魔王様の誕生日ですー。」


キ「おめでとうございますー。」


P「おめでたスギィ!!!!!」


ま「おめでとうございます。」


『おめでとうございます。』



……あ、俺誕生日だったわ(((



『すいません富永さん。カンタさんの部屋に行ったのはこれの相談しに行ってました。』


ト「…まぁじか。」


カ「なになに？トミーが嫉妬？」


ト「あﾞ？」


カ「……。」(静かに深々とお辞儀をする。)



カンタを人睨みしてからAの手を取った。



『富永さん？』


ト「あのさ、俺誕生日じゃん。」


『はい。』


ト「俺が欲しいもん、くれる？」


『まぁ高くなければ。』


ト「じゃあお前ちょうだい。」


『………………はい？』



リビングがシーン、と静まり返った。



ト「俺と付き合えつってんの。」



この後、リビングが鬼騒がしくなったのは言うまでもない。

*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――
誕生日っぽくなんなかったわァ(((

トミーさん、誕生日おめでとうございます!!!!!
わぁわぁわぁわぁわぁわぁわぁわぁわぁわぁわぁわぁわぁ(๑°꒵°๑)←


そして予想以上のリクエストが来るのが早くてビビりましたw


よかったら、一番右のお星様、コメントもぜひお待ちしております!!!!!

それでは！

♪変化は君と共に(Fischer's ダーマ)→←♪早く、治そ(ぶっきー)

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