愛され短編集12[YouTuber]

♪早く、治そ(ぶっきー) ページ29

(４６猫ー０９２４ーさんリクエスト)


〜ぶっきーside〜

『ﾊｯｸｼｮﾝ!!!!!!!!!! ……うい〜。』


ぶ「どしたの。そんな盛大にくしゃみして。」


『わかんない、最近くしゃみ凄くて。』


ぶ「風邪でも流行ってんの？」


『らしい。でも大丈夫でしょ！』




．




ぶ「……って言ってたのはどこの誰？」


『わだじでず。はい。』


ぶ「しっかり風邪ひいてるんじゃないよ。」


『だっでぇぇえ……。』



目の前で冷えピタをおでこに貼ってしゅん、としてるのは彼女のA。

いや、確かに周りで風邪流行ってるなーとは思ってたけどこんなにフラグ回収することある？



ぶ「とにかく布団かぶって。」


『やだ暑い。』


ぶ「わがまま言わないのー。わがまま言う子にはみかんゼリーあげませーん。」


『ごめんなさい布団被るからみかんゼリーちょうだい。』


ぶ「はい。」


『……なんでスプーンに乗っけてこっち向けてんの？』


ぶ「あ、せっかくあーんしてあげようとしてたのにいいんだ？自力で食べるんだ。」


『あれっれれぇーーおっかしいなぁーー、熱のせいか腕日から入んないなー？』


ぶ「名探偵コ○ンじゃないんだから。」



どっからどう見ても似てないモノマネを見届けて、もう1回スプーンを彼女に向ける。



『はむ、』


ぶ「美味しい？」


『冷たくて美味しい。』


ぶ「それはそれは。」



彼女は幸せそうにみかんゼリーを完璧に平らげた。



ぶ「そう言えば熱何度だっけ？」


『さんじゅうはってんなな。』


ぶ「程々に高いじゃん。ほら薬。」


『……やだぁ。』


ぶ「またわがままですか。」


『苦いの嫌い。』



目をうるうるさせてこっちを見るA。
……仕方ない。奥の手使うか。



ぶ「ん。」


『んっ、んー！？』



Aの口に薬を突っ込んだ後、水を含んで思いっきりキスした。



『ばっ、どこのどいつが少女漫画みたいなことをしろと！////』


ぶ「はい。飲めたでしょ？」


『……移っても知らないからね？』


ぶ「その時はその時ってことで。それより早く治してね？」


『なんで？』


そりゃ彼女と早くイチャイチャしたいからに決まってるじゃん？

*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――
……どうやら作者、文才を物置部屋あたりに忘れたっぽいです(((


４６猫ー０９２４ーさん、リクエストありがとうございました！こんなキャラでいいんか？？？


よかったら、一番右のお星様お願いします!!!!

それでは！

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