愛され短編集11[YouTuber]

♪とにかく可愛い(キヨ) ページ12

(太宰紬さんリクエスト！)


〜キヨside〜

『なんでぇ……。』


キ「いや行きたいっつったのお前な。」


『うぐ、』



隣で背中を丸めてじっと俺を見つめてくるのは、彼女のA。

苦手なくせにお化け屋敷行きたい！なんて言うから来たものの、お化け屋敷に近付けば近付くほどAの背中は丸まっていく。



キ「やめるか？」


『……克服するんだもん。』


キ「なんでそんなヤケになんだよ(苦笑)」


『だってこの歳でおばけ嫌いはやばい…。』


キ「気にしねぇって。」


『いーの!!!!!』



そんな言い争いをしてれば、入る番になっていた。



キ「行くぞー。」


『……手、』


キ「へ？」


『手、握って。』



入ってもいないのに目をうるうるさせてるA。


……やば、破壊力()




なんとか自分の理性を保って、手を引っ張る。



薄暗く、ひんやりとした廊下。



『……き、よ。』


キ「んー？」


『ん。』



ギュッ、と近付いてAの心臓の音が少しだけ聞こえてくる。


部屋の薄暗さと比例して、俺の頬は赤くなっていく。



あーーー、無自覚って怖ぇ…。



ｵﾊﾞｹ「m(-_-m)〜 ｳﾗﾒｼﾔｰ」


『きゃぁぁぁぁっっっ!!!!!』


キ「うぉっ、」



急に来たおばけに相当ビビったのか、悲鳴をあげて飛び付いてきた。


ぎゅ、






……うわぁ…この状況やばいけど、とにかく可愛い…。


って、俺やばいわ。キャラ変わってる()





しばらく至近距離にいた後、外に出た。



キ「終わったよ〜。」


『……て。』


キ「へ？」


『今日、一緒に寝て？』



あぁ、今日は寝れそうにない。

*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――
……(なんなんだこれは。私ついに語彙力０に達したのか？おいおい。「愛され短編集」何ヶ月やってんだよ…(´TωT｀))

ってことで、令和一発目これですよ←


太宰紬さん、リクエストありがとうございました！
遅くなってごめんなさい!!!!!


良かったら一番右のお星様、押してください！

それでは！

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