．５ ページ11
．
『…あ』
そこには、紫耀くんとキラリちゃんがいた
何故か、時間が止まったように…体が動かない
真剣佑「あれ、平野くんだ…隣の子誰だろ？」
『…っ』
紫耀「っA！」
一瞬だけ…紫耀くんと目が合う
だけど、早くその場から居なくなりたくて
これ以上２人が一緒にいる所を見たくなくて
やっと動いた足を動かして、来た道を戻って行く
…ごめんなさい、紫耀くん
真剣佑「Aっ！！」
名前を呼ばれてギュッと腕を掴まれる
あれ…ここ、どこ？？
気が付くと、人気のない階段まで来ていた
『…ごめん、戻らなきゃね』
真剣の顔も見れないまま
横を通り過ぎようとすると
そのままギュッと抱き締められる
真剣佑「…そんな顔で戻れないでしょ」
『…え』
真剣佑「何があったのかは知らないけど…今は誰も見てないし。泣いていいよ？」
言われて初めて、涙が出ている事に気付く
『…うぅ…ひっく』
一度溢れた涙は止まることなく流れ続け
真剣はずっと、優しく背中をさすってくれていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 512人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「平野紫耀」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀(プロフ) - 作者さんTwitterの名前ところと友達の名前nameと友達って表示になってました (2021年8月26日 13時) (
レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年8月26日 13時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
苺姫(プロフ) - 244yukaさん» コメントありがとうございます！そうやって言っていただけて本当に嬉しいです(´；ω；｀) (2021年6月22日 20時) (レス) id: 3426489e0e (このIDを非表示/違反報告)
244yuka(プロフ) - 初めまして！最初から7まで一気に読ませて頂きました。めちゃくちゃ面白いしキュンキュンします！これからも応援してます！ (2021年6月22日 19時) (レス) id: 14faa5d2a0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：苺姫 | 作成日時：2021年6月18日 13時
