シンデレラガール*５

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ご飯も食べ終わり、お皿を片付けようとしたら




“今日はお誕生日だから、紫耀くんはゆっくりしてて！”




と止められたので、仕方なくソファに座る




お気に入りのモコモコの部屋着を着て




緩く１つに結んである髪の毛




今日も抜群に可愛いな〜なんて思いながら




色んな人たちからのお祝いの




メッセージに、やっと返信をする




数分後、キッチンから甘い香りがしてきた






『Happy birthday to you 〜♪』






歌いながら、ケーキを持ってきたA






紫耀「美味しそ〜！今年も手作り？」




『うんっ』




紫耀「やった！」






上京してきてから、毎年誕生日ケーキを




作ってくれるA




って言うのも、最初にAが作ってくれた時に




嬉しくて、あまりにも美味しすぎて




“これからはAの手作りがいい！”




と、俺がお願いしたからだ




まじで店に出せるレベルに美味しいし




見た目も凄く凝ってて




しかも、ちゃんと食べ切れるサイズなんだよなぁ






紫耀「食べていい？食べていい？？」




『ふふっどうぞ』






口に入れた瞬間広がる、程よい甘さ

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