Memorial.+ﾟⅱ (ページ9)

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確かに、(友達)にも亮太にもよく言われる

何でわかったんだろう？

“ はぁ… ” と、小さくため息をついて

平野さんは俯いてしまう

『…あ、ごめんなさい』

紫耀「え？」

『お休みの時間、お邪魔してしまって…』

紫耀「…いや、それは全然良いんだけどさ」

『？』

紫耀「んーん、何でもない！…そういえば、ご飯作ってくれたの？」

『あ、はい！鮭を焼きました』

紫耀「え！うっまそ〜」

『ふふっ温め直してきますね』

紫耀「うん、顔洗ったら行くね」

『は〜い、綾子さんと待ってます！』

キッチンに戻り、新聞を読んでいた綾子さんに声をかける

『綾子さん！戻りました』

綾子「おかえり〜。紫耀起きた？」

『はい、起きました』

綾子「ありがとう」

『いえいえ、本当に朝が弱いんですね』

綾子「そうなの〜、布団剥がした？(笑)」

『取っちゃいました(笑)』

お皿をテーブルに並べたところで

さっきよりスッキリした顔の平野さんが来た

綾子「おはよう〜」

『おはようございます』

紫耀「ん、おはよ〜」