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渋ジャパさんとまず、カフェに入ってランチ。
「オススメなんだって。」と指さされたランチセットを頼み食べてからカフェを出て、大きなゲームセンターへ。
「ぽんちゃんもゲーセン好きって聞いたよ」
「好きです〜 学生の時はメンバーと通ってましたし今も行きますね！」
「お、良かった ちょっと回ってみよっか」
二人で並んでゲーセン内のUFOキャッチャーを回る。目を付けたのは私の好きなキャラクターのぬいぐるみ。
「これ取れなかったらかっこ悪いなあ」
「取れるまでやりましょ！私もやりたいです」
「ぽんちゃん取ったらやばいね？」
大丈夫かなあ と笑う渋ジャパさんがお金を入れてチャレンジする。
「これ行けそうですね！」
「ね。もーちょいで取れそう」
数回チャレンジし無事にゲットしたぬいぐるみを「どうぞ」と笑顔で渡される。
「私こういう経験ないです…」
「そうなの？」
「めっちゃドキッとしました…」
「おー！やった！！」
二人でぬいぐるみを持って、ないとーさんが写メを撮ってくれる。
「何か撮影って気分じゃないですね」
「楽しんでもらえてるってことかな？」
「ですね！」
その後もゲーセン内を回って色々ゲットして楽しんだ。景品を袋に入れると何だか頬が緩む。
「じゃあ次行こっか」
皆でゲーセンを出て、次に来たのはクレープ屋さん。
「甘いもの好き？」
「はい！マサイがたまに入れてくれるウインナーコーヒー最高です」
「へえ〜じゃあホイップクリームとか大丈夫だね」
二人でメニューを見てお互いに違うものを頼む。
店員さんが器用に包んでくれたクレープを受け取って せーの でひとくち。
もちもちした生地にソースの甘み、フルーツの甘酸っぱさが美味しくて ふふ、と笑い声が漏れる。
渋ジャパさんの頬も緩みきってて年上の男性に言うのはおかしいかもしれないけど、純粋に「かわいい」と思った。
「俺の食べてみる？」
「え！いいんですか！ 私のいります？」
「一口ちょうだい」
「どうぞ！」
渋ジャパさんの口元にクレープを寄せると ぱくっと一口。「うっま」とまた頬を緩ませるのを見て私の頬も緩む。
「ぽんちゃんも、はい」
「いただきまーすっ」
近づいたクレープの包みに手を添えて一口いただく。私のとはソースが違うクレープもやっぱり美味しい。
「ちょ、それ羨ましい俺もやりたい」
「入ってくんなお前は」
突っ込まれてしゅんとする ないとーさんも可愛い。
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作者名：yuyu | 作成日時：2018年5月20日 3時
