【そ/ら/る】悪魔と悪魔狩り少女

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A side


考えているうちに昼を過ぎていた。



『お昼ご飯つくらなきゃ…』



みんな大っ嫌い月曜日。



学校、行かずに家に引きこもる僕は暇をしていた。



だからといって悪魔を狩る仕事をしたいってわけじゃないけど…



けど…



そ「A〜」





『邪魔…』



こいつ邪魔！



なんでこんな甘えたさんなのかがわかんない…





・





お昼ご飯を食べ終え、ソファーでゆっくりしていた。



気づけばもう日は暮れていてそろそろ夜になるだろう。



すると、そらるが思わぬ行動にでる。



そ「A！」





『なに…？！』



両手を捕まれる。



そ「行くぞ」





『どこに』





そ「知らない」





『じゃあ外なんて出なくてもいいじゃん…』





そ「いいから」



そらるは僕をぐいぐいとひっぱり、外へ出た。





・





数時間たっただろうか、町のほうが騒がしい。



『どうしたんだろ…』





そ「静かにしてろ…」



なぜか僕らは隠れている。



『ねぇ、そろそろ家に… ま「いました！」あ、前の…』





そ「あー、もう見つかっちゃったじゃん…」





ま「さぁ、今日こそそらるさんを返してもらうぞ！」





『えー…いいけど一つ条件だしてもいい？』





ま「のみこめる程度なら」





『あの町で人間と契約するのやめてもらえる？』





ま「それは無理なお話です。」





『じゃあ無理。』





ま「交渉…決裂ですね。」



まふまふさんの周りにぞろぞろと悪魔が集う。



そ「逃げるぞ」



そらるが私を引っ張る。



ま「逃がしません！」

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