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そ「君が噂の…?」
『…。』
その日は生憎、少しけがをしていた。
集団の悪魔と戦っていたからだ。
そして今、突然目の前に現れた悪魔。
殺さなくちゃ…
僕の殺気が滲み出ていた、と思う。
けど今、あいつに勝てるほど僕は強くなかった。
悔しいけど撤退をした。
もしも、洗脳されたら悪魔を狩る人が減ってこの町が占領されたら嫌だし…
その日は手当てをしておとなしく寝た。
・
次の日…事件は起こった。
目が覚めて体を起こす。
少しぼーっとしていると、聞こえるはずもないあの声が僕の耳に入ってきた。
そ「おはよ?」
『?!』
そこにいたのは昨日戦ったやつだった。
『な、なんでここに…』
そ「いやー気になってたんだよね、”悪魔狩り少女”のこと」
僕はその時に”悪魔狩り少女”を初めて知った。
『なにそれ…』
そ「へぇー…知らないんだ」
なんか馬鹿にされた気分…
そ「君の事だよ、悪魔の中では結構な有名なんだけどね」
『僕がその悪魔狩り少女だっていう根拠は…』
そ「悪魔を狩る女なんて、お前ぐらいだよ。」
なるほど…
『だから僕のところについてきたの…?』
そ「当たり前じゃん」
『帰ってください。』
そ「やだ。」
めんどくさいな
『理由そんだけじゃん…』
そ「俺は気になるの。」
はぁ…とため息をつく。
そ「俺、今日からここに住むから。」
『はぁ?!』
そ「よろしくね?」
『よろしくね?じゃないよ!でてって!』
そ「いーの?俺が外でバンバン活動しちゃったら危ないんじゃ…?」
そらるは確かに悪い笑顔を私に向けていた。
…確かにその通りでもある。
僕より強い、この悪魔はほおっておくとめんどくさいことになる。
なにより、この町の悪魔を狩る人で僕より強い人は確かいない…
こいつを止めるのは不可能…
『…この家に住んだらこの先、契約しないでくれるの?』
そ「場合によるけど、しないことを約束するよ。」
バンバン活動されるよりはマシだろうと思い、「勝手にすれば」と素っ気なく返す。
これが
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リリア(プロフ) - ゆめか#さん» 一線越えるところを具体的に書いたらRに入ってしまって…なので簡潔に書きました() 気力があったら新しい垢でこの続きを書きたいな〜って思ってます笑 あ、垢変えたらお知らせのところに追記としてURL貼ります! 高校まで結構あるけど…約三ヶ月くらい(?) (2018年1月6日 14時) (レス) id: 45b03bbb6b (このIDを非表示/違反報告)
ゆめか# - 完結おめでとう!面白かったです! 個人的にはもうちょっと、そらるさんと夢主ちゃんの、いちゃいちゃがみたかっt((( 面白かったです!お疲れ様でした!更新してくれてありがと! 絶対王政も更新を…(( これからも応援してます! ps.垢変えたら教えて下さい((w (2018年1月6日 7時) (レス) id: 758fc04c46 (このIDを非表示/違反報告)
リリア(プロフ) - りっこさん» ありがとうございます!頑張ります! (2018年1月5日 20時) (レス) id: 2ed4ec3a94 (このIDを非表示/違反報告)
りっこ - お疲れ様でした!とても楽しく読まさせて頂いて。。これからも頑張ってくださいね!! (2018年1月5日 19時) (レス) id: 2c369898f7 (このIDを非表示/違反報告)
リリア(プロフ) - ゆめか#さん» すごいお待たせしてしまった...できるだけ早く更新したい...と思っています...! (2017年12月29日 14時) (レス) id: 2ed4ec3a94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リリア | 作者ホームページ:
作成日時:2017年6月24日 1時