【そ/ら/る】悪魔と悪魔狩り少女

２６　※ピンク表現注意 ページ30

お風呂から出て、部屋でそらるを消す作戦を頭の中でおさらいする



あ、後でまふくんと天月さんに睡眠薬を飲ませなきゃ...



天｢Aちゃん｣



？！



『な、何ですか...』





天｢今から出掛けてくるね｣





『契約...しちゃダメだからね...』





天｢しないしない！じゃあ行ってくるね〜｣



...これで一人いなくなった



まふくんに睡眠薬盛らなきゃ...



部屋を出てまふくんにココアを渡す



まふくんは案の定眠りに落ちた



そ｢あれ、まふ寝たんだ｣





『寝たっぽい...』





そ｢寝る？｣





『そらるはソファー』



いつも通りに振る舞う



そ｢一緒に寝るって約束でしょ？｣





『...はあぁぁぁぁぁぁ...もう...今日だけだし...』





そ｢...！一緒に寝るってどういう意味なのかわかってるよね？｣





『は？ただ寝るだけに意味なんてあるの？もう寝たいんだけど』





そ｢...｣



ﾊﾞﾀﾝ



さぁここからだ



普通にベッドに入った



あとはそらるが寝るだけ





そ｢ねぇA...起きてる？｣





『...』



ここは寝てるフリをしておこう...






・





そらるはもう寝てるだろうか？



背を向けていたのをやめ、そらるの方を向く



そらるの頬にてを当てる



普段、起きていたら反応するだろだろう...そらるの性格からして



ベッドの下は隠しておいたナイフを手にとる



『...バイバイ』





ナイフを持った右手をおもいっきり振り下ろす





そ｢...なにしてんの？｣



強い力で僕の右手を握る



『え...あ、なん、で...』





そ｢わかってるよね？このあとどうなっちゃうか...｣



...！



失敗だ...



殺されて終わり



そ｢覚悟はいい？｣



目をおもいっきりつぶる



次に目を開けたら、そこには...



『そら...』



そらるの顔だった



『ふん、ぁ...んんｯ』



長い長いキス



頭がぼーっとする



そ｢A...好き｣





『...ｯ！』



いやだ...



惨めだ...



『やめてよ...』





そ｢やだ｣





『もう、嫌なの！』



こんな気持ちになってしまうなんて...！





・





そらるが好きだなんて＿

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