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白岩
「やば！さっきのリハ
今年一の出来じゃない？？」
川西
「いや、全然ダメだね
白岩は全体的に早どりだから気をつけて」
與那城
「厳しいよ〜笑
でもほら！怪我しないのが一番だから！」
河野
「相変わらず、平和だなリーダーは笑
まっ、本番完璧に決めようぜ！」
鶴房
「まずは、A、頑張れよ！」
A
「うん！頑張ってくる！」
今日は、
アジアで活動するアーティストだけが集まる
4年に一度開催される音楽フェスティバル
MAGiCは、
日本のCD・DVD部門で出演が決まり
私個人としても
韓国の特別部門で出演することになっていた
グループのリハーサルを終えて
みんなよりも早い私の出番が迫っていた
白岩
「マンズ兄さんは何時だっけ？？」
河野
「俺らとそんな変わんなかったっけ？」
金城
「いや、俺らよりは遅かった？」
白岩
「まずはAか」
そして、
Snow Manの9人も
MAGiCと同じ部門での出演が決まっていた
スタッフ
「そろそろお願いしまーす！」
A
「はーい！」
金城
「いつも通りね〜！」
川西
「かましてこい！」
久しぶりの生の歓声に心が震えて
ライブ中の記憶はほとんどなかった
気づいたら舞台袖にいて
全身から流れる汗が気持ちよくて
メンバーが待つ楽屋に足を走らせる
スタッフさんの後を追って
階段を下りる途中だった
"絶対許さない"
耳元で確かに聞こえたその声と
強い衝撃が背中を襲った
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金城
「A！！！A！」
A
「き、、んじょう？…」
鶴房
「おま、ほんとに、、はぁ…よかった、」
A
「あれ、わたし、」
鶴房
「頭打って1週間も意識無くて、
もうだめかと思った…
勘弁してくれよ、」
A
「1週間も！？そっか、、ごめん」
金城
「階段から勢いよく落ちたんだよ」
A
「階段、」
鶴房
「誰かに押されたとかない？」
A
「え！？」
鶴房
「いや、躓いたにしては
不自然な落ち方したって
スタッフに聞いたから」
A
「、、躓いた」
鶴房
「そっか、気を付けろよマジで」
A
「うん」
金城
「仕事終わったらみんな来ると思うからさ、
ゆっくり休んで！」
鶴坊
「マジでよかったぁ、、、あ〜心臓いてぇ〜」
A
「はは、、ははは、、ごめん、、」
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作者名：ASAHI | 作成日時：2021年5月4日 19時
