【雪男】雪降る夜の嘘月Ⅱ (ページ13)

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佐久間
　「ひかる～おかえり～！！」

岩本
　「はぁ…ほんとやだ！！」

頭をかかえて
ペタンと膝から崩れ落ちた岩本さんと
抱き合う康二さんと渡辺さん
3人とも額には大量の汗が滲んでいた

　(そんなに怖かったんだ…)

卓也
　「じゃあ、次はBチームから3人！」

ヒナ
　「はい！」

ラウール
　「はーい！」

A
　「はい！」

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ヒナ
　「結構、暗いね…」

A
　「うん、、ねぇヒナ、手繋いでもいい？」

ヒナ
　「いいよ！」

A
　「ラウちゃんも繋ぐ？」

ラウール
　「あ、僕は大丈夫、」

A
　「そっか、そうだよね、
　ごめんごめん(笑)」

ラウール
　「いや、、うん、。」

まるで、
初めて会った日みたいに
目が合わない

最近電話もかかってこないし
抱きついてもこない
自粛とか舞台とかで会わない時間が続いたから
人見知りしちゃってるのかなって思ってたけど

たしか、
Snow Manのみんなにも
休みの次の日はそういう感じだって聞いたし…
もしかして反抗期？
怖いという感情も相まって寂しさが心を抉る

ヒナ
　「うわっ！！なんだ、木か…」

A
　「なんか不気味な木だね、」

ｻｻｻｯ

ラウール
　「キャァアアーーー！！」

A
　「え、待ってラウちゃん！！
　ラウちゃーん！？」

ヒナ
　「どこ行った？」

A
　「分かんない、探そう！」

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深澤
　「さすがに遅くね？」

鶴房
　「そんなに遠いの？」

川西
　「いや、こんなに時間は」

渡辺
　「俺らでも15分ぐらいでしょ？」

スタッフ
　「10分ぐらいで到着するように
　コース作ったんですけど、、」

卓也
　「今、スタートしてから何分ですか？」

スタッフ
　「30分ぐらい経ちます、、」

卓也
　「30分ですか！？どうします？
　一回撮影止めて探しますか？」

スタッフ
　「そうですね…」

ラウール
　「みんなぁああああーーー！！」

向井
　「らうっ！？よかったぁ…
　あれ？他のみんなは？」

ラウール
　「え！？
　もうとっくに戻ってると思って…
　途中ではぐれちゃって、、
　どうしよう、僕、、」

岩本
　「大丈夫、ひとまず探そう！」

スタッフ
　「いや、危ないので私たちで探します！
　皆さんは一度ロケバスに、」

向井
　「めめっ？めめー！！」