さくらのうた (ページ8)

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八話ページ8

鮪視点

家に帰ってから色々考えた。

「どんなんやったらAを振り向かせれるかな？」

ふと押入れのに目をやる。

「そういや小3から高2までAと交換ノートやとったな」

押入れの中を探してみる

「あ、あった！！」

押入れの中からAと書いてある段ボールを引っ張ってくる

段ボールの中にはAと一緒に写った写真やAから貰った手紙などが段ボール一杯に入っていた。

「交換ノート、交換ノート～♪」

段ボールの下のほうにノートが九冊あった

「あ～これこれ！！、懐かしいなぁ～」

たしか小4から高2までの交換ノートの合計は18冊でAと半分づつにしたんやっけ

交換ノートを読んでみる

「懐かしいけど、恥ずかしいな(笑)」

Aの書いたページを読む

「Aの字かわええな・・・(笑)」

Aの書いた言葉が頭の中で声になって突き刺さる。

「そうだ、曲を作ろう！」

Aの曲を作ってAの前で演奏しよう

俺はメンバーにＬＩ○Ｅしよ
『Aに曲を作る！！』
飯『おぉー！いいやん！』
古『賛成！』
こ『鮪らしいな！！』

それからAとの出来事を思い出しながら歌詞を書いた。

気づくと窓から光が差し鳥が外で鳴いている。

「もう朝か・・・」

朝ごはんを食べながらメンバーにＬＩ○Ｅをする。
『歌詞書き終わった～！！』
古『おぉー！！』
飯『セッションするか！』
こ『おう！しよしよ！！』

それからメンバーとセンションや改良をして午後4時曲が完成した。

飯「完成したな！」

鮪「うん！！」

古「曲名は？」

こ「そうや、まだ曲名決まってないやん」

鮪「う～ん・・・『眠れぬ君のために』」

古「なんで？」

鮪「う～ん・・・なんとなく？」

飯「なんやそれ！！」

こ「最後の最後になんとなく・・・。」

飯「いつAちゃんに聞かせるの？」

鮪「ん～…Aの仕事終わるのもうすぐだし・・・」

古「今日？！」

鮪「いかん？」

古「いかんことはないけど・・・」

こ「いいんちゃう？」

飯「賛成！！」

鮪「じゃ、俺がAの仕事終わるくらいにA迎えに行ってここで・・・」

古「おｋ」

飯「了解！」

こ「分かった」