227．姉と弟 ページ4
―ぱしんっ!
ヴェント「……!」
グレイ&ユイナ「キョトン…)」
私は思いっきりヴェント頬を叩いてしまった。
これはきっと怒りからの行動…
ヴェント「何しやがる…」
レイ「…ヴェントは自分の命が大事じゃないの…?
ユイナは、アンタの事をすごい心配してるのよっ!?」
ヴェント「……」
レイ「私だって、グレイの事が心配で気が狂いそうだったんだから!!」
グレイ「!……レイ…」
レイ「だから…心配人に向かって『邪魔するな』なんて言葉絶対に言うな!!!
もっと自分の命を大事にしなさいよ!!!!」
ヴェント「…そんな事…お前に…関係無い…じゃんか…」
―バタンッ
レイ「ヴェント!?」
私、怪我人を思いっきり叩いちゃった……!?(汗)←
すると、ヴェントの体から霧みたいのがヴェントを包み、その霧が晴れた時…
レイ「え……?」
ヴェントの姿はすごく小さな子供の姿に変わっていた。
グレイ「何がどうなってやがる…?」
ユイナ「……これがヴェントの本来の姿ですわ」
レイ「本来のって……」
ユイナ「この子は…いえ、このギルドにいる全員が既にこの世を去った者…“妖怪”ですわ」
レイ「よ、妖怪!?」
私はグレイの方を見た。
グレイ「…そういうことだ」
ユイナ「この子は心に棲む妖怪…子供にも大人にもなれますの。
きっと、グレイ様に妖怪としての力…あなた方で言えば魔力と同じもの、“妖力”を断ち切られた事により、大人の姿が維持できなくなったのでしょう」
私はヴェントを抱き上げた。
こんなに小さな姿がヴェントの本当の姿…
グレイ「…教えて貰おうか。お前とヴェントのこと…そして、レイを狙った理由も」
レイ「コクコクッ)」
ユイナ「…分かったですわ」
ユイナは観念したような顔をして少しだけ溜め息をついた…
レイ「……」
ユイナ「私とヴェントは…元は人間だったのでしたわ」
レイ&グレイ「!!」
ユイナ「そして、ヴェントは私の実の弟。
私は人間の時に、連続殺人鬼からヴェントを逃がし…無残に殺されましたの。
そして、目が覚めた時…私は妖怪として目が覚めましたわ…」
レイ「……」
ユイナ「私はこのギルドの初代マスターに拾われ、ここまで生きてきました。
そんなある日…ある噂を耳にしたのですわ…」
レイ「ある噂…?」
ユイナ「弟に良く似た容姿をした妖怪が、妖怪を殺していると…」
〜続く〜
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 8人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルーニャ(プロフ) - オリジナルフラグを立てていいのは、キャラクターや、ストーリーを全て自分で考えたものです
なので、今までのアニメなどの作品のオリジナルフラグ…オリフラは、外して頂きたいです…
連続コメすみません！; (2014年6月14日 20時) (携帯から) (
レス) id: 8505e361c5 (このIDを非表示/違反報告)
ルーニャ(プロフ) - 面白かったのですが…オリジナルフラグが立ってます…！
今までも何個か立っていましたが…
現実にあるアニメ、人物、ボカロなどをもとにしている時は、オリジナルフラグを立ててはいけませんよ！
(2014年6月14日 20時) (携帯から) (レス) id: 8505e361c5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠依(プロフ) - コメント、評価、大募集中です!! (2013年8月22日 12時) (携帯から) (レス) id: 19a21e0143 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：瑠依 | 作者ホームページ：http://inazumayuuka
作成日時：2013年8月11日 17時
