【ヒロアカ】【刀剣乱舞】轟焦凍の幼馴染で審神者な彼が雄英に来たってよ【男主】 (ページ6)

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とても驚いた。
え？

ヒーロー科最難関とか言ってなかったっけ、雄英高校。
その…校長が、ネズミ。
まぁ…まぁ、多種多様な世の中だからな、うん。落ち着こう。

『…護衛の件、受けさせていただくことになりましたので、此方にお伺いした次第です。』

自分はどうしたら…？と問いかける。
すると、校長は
・護衛、といっても審神者の存在は一般的に知られていないから生徒としていてほしいこと
・所属クラスはA組だから担任と協力して生徒を守って欲しい
・他のクラスも手が回るならば気にかけて欲しい

等々、そんなところだ。
看板で優秀なA組の生徒は狙われやすいから、ひとまず護衛をつけておきたいとそういうことらしい。

『…判りました。A組の担任になる方は…？』

すっと手を上げた人へ視線を向けると、そこには相澤です。と名乗った黒い服装の人。
…えーっと、彼もプロヒーローの筈だから…あ、イレイザーヘッドか。

宜しくお願いします。と頭を下げれば、彼も礼を返してくれた。
今日が入学初日だから、生徒として紛れやすいとそんなような話を聞きながら１－Aに向かう。
入学式やガイダンスはヒーロー科はやらないらしい。

否…相澤先生がやらないということらしいが。
同い年であろう生徒たちが会話しているのが見えてきた。
まぁなんにしても、相澤先生の移動手段がちょっと…いやかなり変だ。

「…お友達ごっこがしたいなら他所(よそ)へ行け。此処はヒーロー科だぞ」

先生がその体制のまま話しかければ、明らかに彼等は引いたような表情を浮かべる。

一言自己紹介をすれば、外へ出ろという先生。
嗚呼…さっき言っていた個性把握テストをするのか。
俺も、審神者であることを隠さなきゃいけないのなら個性(ウロボロス)で誤魔化さなきゃなぁ。

そんなことを考えながら、指示に従って歩き出した。