【ヒロアカ】【刀剣乱舞】轟焦凍の幼馴染で審神者な彼が雄英に来たってよ【男主】 (ページ24)

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._ 間 _.

「今日のヒーロー基礎学だが…俺とオールマイト、そしてもう一人の、三人態勢で見ることになった。」

午後、ヒーロー基礎学の時間。
ここまで何もなかったから、刀剣たちの言っていた”嫌な予感”とやらがいつ起こるか俺は冷や冷やしていた。
ちなみに、それまでの授業は薬研がなんだかんだと聞いてきていつもより楽しかった。

今回の授業はレスキュー訓練らしい。
コスチュームの着用は各自の判断で構わない、と言い話を続ける相澤先生。

『(……少し離れた場所…？)』

いかにもなにかありそうなシチュエーションじゃないか。
そんなことを思うも、口に出したところではぁ？と言われるだけなのは目に見えている。

なにかある事を想定して、動いた方が良さそうだな。
嫌な予感ってのが、あまりヤバいものじゃないと良いが。
取り敢えず、焦凍が一緒に移動したそうにしているから動くか。

コスチュームに着替え、集合する。
皆でバスに乗れば、移動が始まった。

さて…。
ちなみに、席は焦凍の隣。
俺としては何時もの位置だ。

「…少し寝る」

『嗚呼。』

そう言って俺の肩に頭を乗せてきた焦凍。
頭を撫で、返事をすれば焦凍は安心したように目を閉じた。

…なぜか視線が集まったような…気のせいか。

「私、思ったことを何でも言っちゃうの。」

そんな梅雨ちゃんの言葉から始まった、個性の話。
派手で強いっつったらやっぱ、轟と爆豪と追(つい)だよな。
そんな言葉が聞こえ、視線を其方へ向ければ切島、緑谷、その辺りの奴らと目があった。

爆豪は人気が出なさそう、そんな一言で荒れる爆豪。

五月蠅いな…、焦凍が起きたらどうしてくれるんだ。
と思いながら、その会話を右から左に流していた。勿論、薬研は忍ばせて連れてきている。