【ヒロアカ】【刀剣乱舞】轟焦凍の幼馴染で審神者な彼が雄英に来たってよ【男主】 (ページ3)

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『…護衛、ねぇ。』

その行き先を詳しく聞くと、そこは”ヒーロー”を育成する為の高校 " 雄英高校 "というらしい。
とっても聞き覚えのある名前で驚いた。

…そう。
俺も、その時代に生まれ、個性を持っているのだ。
一時期はヒーローに憧れたものだ…否、今は審神者という職業が大好きだし、彼等に出会い家族になったから全く何も思っていないが。

『(……本当に護衛なんて必要なんだろうか。)』

ヒーローの卵が集まる高校、それは確かにいかにも敵(ヴィラン)に狙われそうな場所だが、教師はプロヒーローだ。
俺達が態々守りに行かなくても、自分の身くらい守れると思うが…?

『…判りました。その任務、承りましょう。』

少し考えた末、俺はそう返事をした。
斜め後ろから、驚いたような気配がする。それと、疑問の視線。
政府の役人はそうですか。と少し嬉しそうに返事をした後、帰っていった。

責任を負わされるのはとても面倒臭い。
それに、先程もいったように恐らく護衛等必要ないということ。

つまり…仕事は殆どないだろうという考えから、了承した。
あとは…説得だな。

『………と、いうことだ。三日月、悪いが皆を集めてくれないか。』

あい、わかった。何時ものその返事は、幾らか歯切れが悪かった。