【ヒロアカ】【刀剣乱舞】轟焦凍の幼馴染で審神者な彼が雄英に来たってよ【男主】 (ページ12)

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Episode.05 ページ12

翌日。
俺は本丸の出入口(ゲート)を家の中に繋げて、何事もなかったかのように朝焦凍と合流し登校した。
ちなみに、親は俺が審神者であることを知っている為、なにも言わずにただ

「お帰り、A」

と微笑んでくれた。
有難い限りだ。

審神者という職業は政府直属の役の為、世間には公表されていない。
そのため、一応” 守秘義務 ”がある。
焦凍にどこにいっていたとか聞かれたらどうしよう…とビビりまくっていたのだが、彼は何かを察したのか何も聞かないでいてくれた。

本当に良い奴にも程がある。
お前が幼馴染で良かった。

『(…それにしても……)』

普通だ。
午前中の必修科目はあまりにも普通に終わった。

昼は大食堂で、一流の料理を安価で頂ける。
流石雄英…と、いったところだろう。
焦凍は” 温かくない ”蕎麦を見つけて嬉しそうにしていた。

俺は普通にカレー食った。

そして、午後。
いよいよ、ヒーロー基礎学の時間になった。

俺は、そもそもヒーローになる気がないのだからあまりわくわくはしていなかったのだが、単純にヒーロー基礎学というのがどんなものなのか興味があった。

「わーたーしーがー!! 普通にドアから来た!!!」

そんなこと言いながら、教室へ入ってきたオールマイト。
画風違ぇ…とぼんやり思っていれば、彼は”さっそくだが”と話始める。

どうやら今日は、戦闘訓練をするらしかった。
コスチューム、という単語に心を躍らせたのか、そもそもオールマイトを見て気分が高まったのか。
クラス中が目を輝かせて、歓喜の声をあげる。

『(…あー…そういえばあったな、コスチューム。俺、どんなのにしたっけ…)』

んー…。と考えている間にも、クラスメイト達は移動を始める。
俺も慌てて席を立ち、着替えに向かった。