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道を進んでいけば、何かの気配がする。
俺が立ち止まれば、彼等は不思議そうな顔をした後…、
「何か…いる!」
とそれに気づいたのだろう、声をあげる。
そこに居たのは、ゴースト達。
…そういえば今更だが、こういう幽霊みて俺最初興奮したんだよね、前世では絶対見れないどころか感知すら出来ない存在だったし。
悲鳴を上げ、逃げ出すコイツ等は全員大差なくビビりなんだろう。
否、構っている時間がないというのもそうだろうが。
『(わざわざまかなくても、除霊すればいいだけだろうに。)』
除霊っつっても、俺は知識とかないから物理(魔法)で殴るだけだけどな。
そんなことを考えながら、彼等に付き合って一緒に走る。
全く…叫んで走って、よく疲れないものだ。
まいた先にも、勿論ゴーストはいる。
しかし、彼等はしょうもないことで喧嘩を始めた。
…ハァ……非効率的だな、本当に退学を免除する気あるのか?
『……内輪揉めしてる暇無いだろ、アレの気配にも気付いてないし…』
奥から聞こえてくる声。
二人と一匹の頭を叩き、そう言えば、アレ…?と首を傾げる彼等。
ちなみにあの女は洞窟に入る前に、”私ぃ、怖いから行きたくなぁい”とか言って座り込んだから放置してきた。
エースもデュースもなんだコイツ…みたいな目を向けていた、あの態度からして前世の女共と大差ないだろう。
「……さぬ……うぅ……ぬ……」
と、その時ソレが声をあげた。
三人はビビったように肩を跳ねさせる、その間にもソレは「い……し……ウウゥウ………オデノモノ……」とよくわからないことを言っていて。
そして、近づいてきては、石は俺のものだ(聞き取れた)と大声を上げた、それを合図に…
「で、出たあああああ!!!」
と悲鳴をあげて走り始めるアイツらは、やっぱりビビりなんだろう。
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ベル(プロフ) - リメイク⁉とっても嬉しいです‼‼いつまでも待ちますのでゆっくりと更新してください (2022年3月19日 14時) (レス) @page42 id: cae9acff5d (このIDを非表示/違反報告)
西詩-nisi(プロフ) - 作者さんの表現の仕方などが大好きで何度も読み返すほどです!いつまでも更新待てます!! (2022年3月19日 12時) (レス) @page42 id: e5603ac374 (このIDを非表示/違反報告)
き(プロフ) - ゆっくりと更新待ってます!! (2022年3月17日 22時) (レス) @page42 id: 4b1c4a6d01 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - 好きなのでずっと待ってます (2022年3月17日 21時) (レス) @page42 id: d09839a5bb (このIDを非表示/違反報告)
氷翠(プロフ) - この作品だけでなく、作者さんの作品すべてが好きです。いつまでも待つのでぜひ更新して欲しいです。 (2022年3月17日 16時) (レス) @page42 id: c0d88fed6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:音琥 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jjijwihief/
作成日時:2020年12月22日 17時