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Episode.35 ページ3

そして、その日の放課後。





学園長にお礼がしたいと呼び出されていた俺は、学園長室へ行き、彼と一緒に廊下を歩いていたのだが。
そんな時だった、再び今朝の騒ぎの中心にいた一年と女と狸の声が聞こえてきたのは。

学園長も嫌な予感がしたのか、二人で音が聞こえてきた食堂へと向かう。




「何でマジカルペンをこっちに向けてんの!?」





「お前を投げればいいんだ!」




なんて会話が聞こえてきて、慌てて駆けつければ、そこにいたのは。
予想の二人と一匹…と、もう一人の知らない奴。

会話の内容からして、シャンデリアの上にいるあの狸を捕まえたいらしい。
それにしても投げるって…馬鹿じゃないのか彼奴らは?




しかし彼等を止める間もなく、赤い髪の一年の悲鳴と、狸の悲鳴が聞こえてきた。
音もなく駆け寄っていく学園長。
今度こそアイツら退学じゃないのか。





『(…まぁ、入学早々騒ぎを起こしまくる一年なんて迷惑なだけだからな。グッバイ)』





何て内心そんなことを考えながら、彼等の方へと近づく。
学園長が、「あ〜な〜た〜た〜ち〜は〜〜〜〜ッ、一体何をしているんですか!!!!」とガチギレしている声が聞こえた。


ざま…否、どんまい。





「石像に傷を付けただけでは飽き足らず、シャンデリアまで破壊するなんて!もう許せません。全員、即刻退学です!」




そんな宣言を聞き、驚愕する一年二人。
うーん、驚くまでもなく当たり前なんだよなぁ。

***→←Episode.34



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ベル(プロフ) - リメイク⁉とっても嬉しいです‼‼いつまでも待ちますのでゆっくりと更新してください (2022年3月19日 14時) (レス) @page42 id: cae9acff5d (このIDを非表示/違反報告)
西詩-nisi(プロフ) - 作者さんの表現の仕方などが大好きで何度も読み返すほどです!いつまでも更新待てます!! (2022年3月19日 12時) (レス) @page42 id: e5603ac374 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆっくりと更新待ってます!! (2022年3月17日 22時) (レス) @page42 id: 4b1c4a6d01 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - 好きなのでずっと待ってます (2022年3月17日 21時) (レス) @page42 id: d09839a5bb (このIDを非表示/違反報告)
氷翠(プロフ) - この作品だけでなく、作者さんの作品すべてが好きです。いつまでも待つのでぜひ更新して欲しいです。 (2022年3月17日 16時) (レス) @page42 id: c0d88fed6a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音琥 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jjijwihief/  
作成日時:2020年12月22日 17時

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