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そして、私がそんな決断をしてから三日後。
絶好のチャンスがやってきた。
侑が、風邪で早退したのである。
本当は心配だし、看病にもいきたいところだったが、彼のこれまでの仕打ちが私を天邪鬼にさせた。
今しかないと判断した私は、角名君と宮君を連れて放送室へ向かう。
そして、お昼の放送でこう宣言したのだ。
『生徒会長の橘Aです。連絡ではなく、私事なのですが。』
この度、女誑しの彼氏宮侑に浮気ドッキリを仕掛けることにしました。
この件に関して、皆様にご協力頂きたいことが三つあります。
一つ、ドッキリであることが彼に伝わらないようにすること。
二つ、なんとなく、あいつら別れたんじゃね、という雰囲気を出すこと。
三つ、本気で浮気するわけではないため、誤解しないで欲しいこと。
ちなみに、浮気相手役は宮侑と同じバレーボール部の角名倫太郎君にお願いする予定です。
無論、強制参加ではありません。
身勝手で申し訳ないですが、よろしくお願いします。
『えー、皆であの人格ポンコツ野郎を驚かせてやりましょう』
「マジでやりやがった」
「俺は何すればええ？」
『いいタイミングであいつに「愛想つかされたんちゃう」って言ってくれればいいよ』
「「鬼か」」
『あ、切り忘れてた』
ブツッ
──と、いうわけで。
対宮侑浮気ドッキリ大作戦、開始。
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サラミ - 初コメ失礼します。もう設定から面白くて、どんどん読んでしまいました!!更新楽しみにしています。主様のペースで無理しないように頑張ってください!!!上から目線ですみません。 (2022年11月7日 21時) (
レス) @page18 id: 82adb6822c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音琥
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jjijwihief/
作成日時：2022年11月2日 18時
