第１８話 ページ22
そして三戦目・・・勝敗を決める、王vs王の勝負。
全力でぶつかり合う二人を、僕は目を細めて眺めた。
司くんが勝ったら・・・きっと、レオくんは戻ってくる。
司くんは本当に『knights』の光だ。
戻ってくるように、と。 ちゃんと、声をかけていた。
『僕では、言えなかったことを・・・、』
彼が、ちゃんと伝えてくれた。
サポートメンバーの僕が、『knights』のメンバーと一緒に喜ぶのは・・・どこか違う気がするけど。
「認めてやるよ、お前も『knights』だ」そういったレオくんが。
本当に、楽しそうに見えて。だけど、それはきっと作っているだけで・・・。
『ねぇ、なずなくん。』
なずな「なんだ？」
微笑んで、返事をくれたなずなくん。
僕は、ステージに目線を向けたまま再び口を開いた。
『僕は、『knights』じゃない。 だけどさ・・・やっぱ、『knights』で居たいんだ。そう思うのは、我が儘かな』
なずな「ん〜。Aちんは、『knights』だと思うけどなぁ。」
なずなくんは、なんでAちんが『knights』じゃないって言ってるのか判らない。という。
サポートメンバーって、酷く曖昧な立場だと思う。
『knights』だけど、『knights』じゃない。
僕は、正式なメンバーじゃない。
話している間に、決着がついたようだ。
勝ったのは・・・
＿＿司くん。即ち、『knights』だった。
『おめでとう・・・』
思わず、目が潤む。
帰ってきたレオくんも、泣きそうに顔を歪めていた。
抱き着く。 そっと、抱きしめ返してくれた。
『レオくん、おかえり・・・っ、』
ただいま。
確かに、そう声が聞こえた。
徐に一人、ステージにあがる。
『お久しぶりです、お姫様方・・・。僕、鳴上Aも復帰させて頂きますので・・・どうぞ』
＿＿＿宜しくお願いします。
顔をあげたときに視界に入ったのは、号泣している観客だった。
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【名探偵コナン】死んでトリップしたら某死神くんが目の前に居ました(白目)【トリップ】
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/asahimi45/
と同時更新、という感じにしたいので更新できない日が増えるかもしれません()
申し訳ないです・・・()
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音琥(プロフ) - 。＃vll さん» ありがとうございます！更新頑張りますね！！ (2019年11月29日 6時) (
レス) id: f69eff60c0 (このIDを非表示/違反報告)
。＃vll - 音琥さん» お兄ちゃんシリーズ大好きです！いつも楽しく読ませて頂いてます！ (2019年11月29日 1時) (レス) id: 01ebef5845 (このIDを非表示/違反報告)
音琥(プロフ) - たまこさん» それは良かったです笑笑 更新がんばりますねー！ (2019年11月26日 6時) (レス) id: f69eff60c0 (このIDを非表示/違反報告)
たまこ - 嵐ちゃんと嵐ちゃんのお兄さんが一緒に仲良く帰ってるとこ想像したらめっちゃニヤけたッス。更新頑張れ！！(｀・∀・´) (2019年11月25日 21時) (レス) id: 9d757602b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音琥＠逆先夏目
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jjijwihief/
作成日時：2019年11月18日 7時
