敵（ヴィラン）４３ ページ12
翌日。
僕達は同じようにバーに座っていた。
弔「どこもかしこも・・・能無は二の次かよ・・・‼」
弔は、判ってはいてもやはり腹が立ったのか、新聞を握りしめて投げ捨てる。
俺らのほうがおまけ扱いか。と言った弔に、僕は声をかけた。
『まぁまぁ、良いじゃんか。』
よしよ〜し、と頭を撫でながら微笑する。
弔は鋭く前を見据えていた眼を僕に向け、その瞳に優しい光を浮かべた。
うわなんだよイケメンか。。。
そして撫で続けていた手にすり寄ってきた。
ん”ん”。
最近のイケメンは可愛いも兼ね備えているのかな？？最強？？？？
『(天使)』
思わず顔を綻ばせた僕。
弔も、僕を見て薄く微笑んだ。
弔「(天使)」
黒霧さんに変な目を向けられる。ん？？なにその呆れた目() えー・・・そんな何か言いたげな顔で見つめられても・・・。
黒霧「(この人達お互いに変なこと考えてそうですね)」
うわなんか平和だな。
すっごい平和。。。さすが敵連合。僕の居場所。
目の前に、黒霧に頼んだカプチーノが置かれた。お礼を言い一口、口に含む。
ああ、ああ。
何がヒーロー。何が敵・・・さっさと、このヒーロー社会をぶっ壊そう・・・。
ヒーローと名乗る富と名声を求めるゴミ共を掃除しようじゃないか。
『・・・あ』
黒霧「どうしました？A」
『いや、マカロンかアップルパイ食べたいなって(呑気の極み)』←←
横から弔に頭を撫でられて、そのままで居てくれ。と言われた。
良く判らないが頷く。
数分後、黒霧がアップルパイを出してくれた。めっちゃ美味しい、そしてありがとう。。。
明日からまた学校生活に戻ると思うと、すごくため息が尽きたくなるが我慢。
今日も敵連合は平和である。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 175人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやの(プロフ) - 早く続き読みたい！面白すぎるよー (2019年12月14日 1時) (
レス) id: cf2ea95168 (このIDを非表示/違反報告)
ありんこ - いえいえ!凄いです！頑張ってください (2019年12月9日 20時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
音琥(プロフ) - ありんこさん» 読んで下さりありがとうございます!僕も語彙力無いですよ() でも、ありがとうございます。 (2019年12月8日 18時) (レス) id: 521022073c (このIDを非表示/違反報告)
ありんこ - 更新ありがとうございます！凄い。私語彙力ないので尊敬します(^^) (2019年12月8日 18時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
音琥(プロフ) - ありんこさん» コメントありがとうございます!更新がんばりますね...! ! (2019年12月7日 20時) (レス) id: f69eff60c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：音琥＠轟焦凍
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jjijwihief/
作成日時：2019年10月4日 10時
