第８話 ページ15
翌日。
夏目と手を繋いで学校に行くト、僕の席に零兄さんが座っていテ、その周りには奇人の皆が立っていた。
クラスはそのせいで騒然としていル。
『三奇人』が『五奇人』になった上に集合してたラ騒ぎにもなるわナ。
と思いながら席に行ク。
兄さん達は僕等の姿を視界に捕らえると突っ込んできタ。
僕はそれを普通に避けテ、席に座ル。
夏目と目を合わせてニコッとしあっていると席に戻ってきタ渉兄さんが挨拶をしてくれタ。
渉「Amazing☆貴方の日々樹渉です!!おはようございます、我が君」
色々と突っこみどころの多い挨拶ダ。
渉兄さんは僕のじゃないシ、なにより僕は渉兄さんの目上の立場じゃなイ。
なんだヨ我が君っテ。
零兄さんが
零「A、おぬし、我輩の扱いが雑になったんじゃないかの？」
とか言っていたような気もするけどきっと幻聴だろウ。
僕等の席は一番後ろの窓側、つまり隅っこなので好き勝手しているガ席替えしたらこうもいかないだろうナ、と思いながら兄さん達の背中を押して教室の外に出ス。
『ホームルームだヨ？兄さん達』
微笑んでﾋﾟｼｬﾝ、とドアを閉めタ。
廊下に零兄さんのNOoooooo!!という声が響いていタ。
僕は振り返って夏目を抱き締めル。
夏目「いいノ？兄さん達」
『夏目を愛でるのが一番優先すべきことだかラ』
心配してくれたので頭をなでル。
夏目は気持ちよさそうに目を細めタ、天使。
担任が入ってくル。
僕は夏目にこっそり囁いタ。
『今日授業サボろウ？』
夏目はパァッと顔を綻ばせて頷ク。
間違いなイ、僕の弟は天使ダ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 181人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
仁愛(プロフ) - コメント失礼します。この作品とても好きです！！何度も何度も読み返してます！この作品のシリーズはとてもほっこりするので、もっと他のキャラのも読みたいです。これからも応援しています！ (2020年11月4日 21時) (
レス) id: d067df49bb (このIDを非表示/違反報告)
鈴木零(プロフ) - そやなぁ抜けたくもないわぁ(夏目沼と五奇人沼から) (2019年9月28日 17時) (レス) id: 63b7cb214d (このIDを非表示/違反報告)
鈴木零(プロフ) - 頑張ってくださいね！ はいww敬語なしでバンバン話をしましょ わかる夏目沼から抜けれぬ 五奇人沼からも抜けれぬ (2019年9月28日 12時) (レス) id: 63b7cb214d (このIDを非表示/違反報告)
鈴木零(プロフ) - 更新フィーバー過ぎて｢うぇぇい｣ってなってたww 夏目双子兄は王子様なのかな？そして夏目は姫なのかな？やべぇ尊過ぎる(真顔)(これからも頑張ってくださいね) (2019年9月28日 11時) (レス) id: 63b7cb214d (このIDを非表示/違反報告)
鈴木零(プロフ) - 本当になってくれたらどれだけ全僕が喜ぶか(( お、その時は見せ合いましょうww (2019年9月28日 11時) (レス) id: 63b7cb214d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：音琥＠逆先夏目
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jjijwihief/
作成日時：2019年9月25日 10時
