37-番外編 ページ39
ーーー番外編
〈彼女〉
希美子(ただのモブのJ K) side
私は郡治希美子と言います。
神奈川県の高校に通う平凡な高校生です。
季節は梅雨が明けた頃です。
そして私は今、東京にいます。
その理由は、中学の友達と遊ぶためです。
さっきは平凡な女子高生だと言いましたが、顔は綺麗な方だと言われています。
告白も何回かはされています。
しかし、今
自分の価値の低さを思いしっています。
ーー
数分前
希美子「まだかなー？約束の時間を過ぎてるのに。」
友達が約束の時間に来ず暇をまた余していました。
モブ男1「なぁ。あの子綺麗じゃね。」
モブ男2「確かに、どうするだよ？」
モブ男3「話しかける？」
男子高校生くらいの男の子3人組が此方を伺いながら話していました。
東京に来る事も少ない私にとっては初めての経験です。
希美子「(声掛けられるかな？)」
ドキドキしながらも少し期待もしていました。
着いていく訳ではないですが、貴重な体験ができるかも、という好奇心が強くなっていきました。
そんな時。あの人が現れました。
コツコツ
ハイヒールの音を立てて上品に歩く1人の女の子がいました。
それはもぉ、綺麗な子でした。
綺麗な銀髪に、翠色の瞳、黒のワンピースと淡いピンクのカーディガンから覗く手足は白くて長くて透き通っているような肌です。
一歩彼女が歩く度に東京の街を忙しなく歩く人々が彼女を見て立ち止まる程です。
芸能界の人でしょうか？
あんなに綺麗なら納得です。
しかし、テレビっ子の私でもあんな綺麗な子は一度も観たことがありません。
彼女は私の横で立ち止まり、携帯を操作しました。
誰かと待ち合わせているのは何となく感じました。
彼女が立ち止まったのに気付いた人々はまた急いで歩き始めたり、見惚れていたりと様々です。
しかし、ここは東京。
積極的な方も多いです。
次々と彼女に声を掛けては流されています。
隣に立っていた私を押しのける様に先程の3人組が彼女に声を掛けています。
そして、今に至る訳です。
こんな美人が横に居てはどんな人も平凡に見えるでしょう。それがモデルさんや女優さんでも。
スカウトマンらしき人達もひっきりなしに彼女に声を掛けて勧誘しています。
しかし彼女は何かを見つけてその人達に断りを入れて何処かに向かいました。
その先には小さな女の子がいました。
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神楽(プロフ) - なるさん» 本当に申し訳ないです。一応全て直せたと思いますが、まだ間違っていたら教えて下さい！！ (2021年3月25日 12時) (
レス) id: 8551a9d3b2 (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - 神楽さん» 硝子ちゃんの硝の字が少し違います(TT)石が口になってますね(TT) (2021年3月25日 7時) (レス) id: a6dc8360d1 (このIDを非表示/違反報告)
神楽(プロフ) - なるさん» すみません！！硝子さんの漢字どこが間違えてるのか教えて貰えますか？？ (2021年3月25日 0時) (レス) id: 9f0e10cecb (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - 硝子ちゃんの漢字間違ってますよ(TT) (2021年3月24日 12時) (レス) id: 69fdacac6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神楽 | 作成日時：2021年1月4日 2時
