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「あー嫉妬してるわー」
ミラちゃんの言う通りユリオは不機嫌な顔をして２人を睨んでいる
その視線に気づいたのかユリオに勝生君とヴィクトルが何かを言っている
きっと表情から応援の言葉だと思うけど…
チラッとユリオを見ると案の定もっと不機嫌になっていた
そのイラつきでユリオはまともにアドバイスを聞かないで滑っていく
ヤコフの焦った声が聞こえる
でも行ってしまったものは仕方ない
「ユーリ・プリセツキーで愛についてagape」
その言葉を合図に曲が流れ始める
「…」
ユリオ…あんまり集中できてない
いつもより少し動きが荒くなっているユリオをみてそう感じる
「あっ」
ユリオがジャンプを失敗しミラちゃんが声を出す
１回のミスならほかの部分を成功させれば多分大丈夫なはず
そのミスで頭が冷えたのかいつもの調子に戻り始めているユリオ
よし
ジャンプは初めのトリプルアクセル以外は全部成功
点数はなんとかなるだろう
曲が終わり最後のポーズを決めるユリオ
「いやー初めは少しヒヤヒヤした〜」
ミラちゃんがは〜と溜まっていた息を出す
ユリオの演技が終わった途端黄色い声援が響く
ユーリエンジェルズだ
その中の１人が猫耳を投げた
その猫耳はすぽっとユリオにハマった
「キャー！」
「可愛い！」
ユーリエンジェルズの皆はパシャパシャ写真を撮りまくっている
「ごめんミラちゃん。私下行くね」
「あ、わかった！じゃあね！また明日も一緒に観よ！」
「いいよ〜ギオルギーもまたね〜」
「あぁ」
そう言って片手をあげるギオルギーその様子を見てから私は下へ向かった
「ユリオ〜！お疲れ様！」
そう言って両手を広げてみる
「はぁ？何やってんだ」
「A！」
ユリオに変な目で見られたあとに近くにいたヴィクトルに抱きつかれる
「ぶほぉ」
衝撃で変な声が出る
「いやー朝あんまり話せなかったもんね！久しぶり〜！」
そう言いながら私をぶんぶん振りまくるヴィクトル
「た…助け…」
そう言ってユリオの方に手を伸ばすが目の圧力で返される
「ヴィクトル！Aさん顔色悪い！」
「ヴィーチャ！Aが死ぬぞ！」
私の顔が青白くなってきたレベルで勝生君とヤコフが止めに入る
できればもっと早くに入ってほしかったかな
そう言うと絶対助けてくれなくなるのでグッと我慢する
心の声は留めておこう
「あ、ホントだ〜」
今気づいたよと笑顔で言うヴィクトル
お前絶対知らないうちに人殺すぞ
そう思う私であった
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玲(プロフ) - Ako Daitoさん» コメントありがとうございます！この作品へのログインが出来なくなってしまい現在新しく作成した後篇でゆっくり更新させて頂いています！御手数ですが前編に戻っていただき再度後篇に飛んでいただきたいです！お手数おかけして申し訳ないです、 (2021年1月29日 21時) (
レス) id: 39e4f30e77 (このIDを非表示/違反報告)
Ako Daito(プロフ) - 続きどうなるのでしょ｡楽しみにお待ちしてます。 (2021年1月28日 20時) (レス) id: 359fbe2b40 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2019年9月20日 12時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - ありがとうございます！外しました！マジ感謝です！ (2017年1月8日 2時) (レス) id: c5fd1d75d8 (このIDを非表示/違反報告)
絹巴(プロフ) - オリフラついてますよ（ ´∀｀） (2017年1月7日 10時) (携帯から) (レス) id: dd46cf3251 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲 | 作成日時：2017年1月7日 1時
