69 ページ23
「いやーヤコフ優しいね！」
「もう買わんぞ」
私をギロりと睨むヤコフ
「貴方お金大丈夫なの？」
そんな様子を見ていたリリアが少し申し訳なさそうに聞く
すると少し焦ってから小声でリリアの分は大丈夫だと呟いた
それを見て私がニヤニヤするとお前は大丈夫じゃない！と怒り始めた
「お前は全く！高いものばかり入れおって！」
「まぁまぁそのほうがお父さん感出るじゃん」
「わしはお前の父親じゃない！」
怒んなってとなだめるとフンッと早歩きで歩くヤコフ
「謝った方がいいんじゃないかしら」
「大丈夫大丈夫
てかさっきのヤコフ男前だったよね。バッて支払って」
「そうかもしれないわね」
思い通りの返事が帰ってきて私はにやっとする
そして少し前にいるヤコフに小声で言う
「ヤコフ〜リリアがさっき男前だったって言ってたよ〜」
そういうとヤコフはポーカーフェイスを保とうとしているが若干口元が上がっている表情になる
この情報あげたんだから許してねと言うとそれとこれとは別じゃと叩かれた
「いやー楽しかったね！」
さっきより多い荷物を持ち私は言う
ヤコフがリリアに褒められ照れた時間から随分経ち今はもう夕方だ
やることもなく３人でウロウロしている
３人で話していると私に電話がかかってきた
「ごめんちょっと電話してくる」
そう一言入れてから少し離れたところで電話に出る
「もしもし」
『やぁ』
電話の相手は陽気な声のヴィクトルだった
「どうしたの？」
『実は今からみんなで食事するんだ
Aもどうだい？』
「行く」
『ワァオ 即答だね』
ヤコフやリリアには2人になって欲しいな〜と思っていたので丁度いいなと思った
『じゃあ〇〇にいるから』
「OK」
私は電話を切り2人の所へ戻る
相変わらず2人はなにも話をしていなかった
全く。でも今から恋のキューピッドが2人きりにしてあげよう
「ごめんね2人とも。ヴィクトルに呼ばれたから行くねっ！
あとは2人で楽しんで！！」
そういって私はヴィクトル達の所へ向かった
後ろから声が聞こえるけど気にしない気にしない
「ワァオ」
店に着いてみるとこれから先一生見れないようなメンバーが座っていた
その中の女の人2人が机に突っ伏して泣いている？
「あ！A！こっちこっち！」
ヴィクトルが私に気付き手を振ってきた
ヴィクトルにつられみんなが私に視線が集まる
「あ！ミナコさんとまりさん！お久しぶりです！」
「A！元気だった？！キャー！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 205人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
玲(プロフ) - Ako Daitoさん» コメントありがとうございます！この作品へのログインが出来なくなってしまい現在新しく作成した後篇でゆっくり更新させて頂いています！御手数ですが前編に戻っていただき再度後篇に飛んでいただきたいです！お手数おかけして申し訳ないです、 (2021年1月29日 21時) (
レス) id: 39e4f30e77 (このIDを非表示/違反報告)
Ako Daito(プロフ) - 続きどうなるのでしょ｡楽しみにお待ちしてます。 (2021年1月28日 20時) (レス) id: 359fbe2b40 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2019年9月20日 12時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - ありがとうございます！外しました！マジ感謝です！ (2017年1月8日 2時) (レス) id: c5fd1d75d8 (このIDを非表示/違反報告)
絹巴(プロフ) - オリフラついてますよ（ ´∀｀） (2017年1月7日 10時) (携帯から) (レス) id: dd46cf3251 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：玲 | 作成日時：2017年1月7日 1時
