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「私は貴方の指導にあっていないです
もし契約を解除してくださらないのなら引退します」
「ゆ…い……ゆ…ない」
ブツブツと言っているコーチに声をかける
「コーチ」
「許さない！！」
パアァン！
「いっ！」
コーチに思いっきり頬を叩かれ、衝撃で私は床に叩きつけられた
コーチの行動にその場にいた人達がザワつく
「俺の元を離れるなんて許さない！俺の株が落ちるだろうが！お前は俺の元で優勝をし続ければいいんだよ！」
そういってお腹を蹴られる
「グッ！！」
「俺から離れんなら傷つきにしてやる！」
私の膝を思いっきり踏みつけてくるコーチ
「っ！」
そこまでやったところでやっと止めが入った
「A？！大丈夫？！」
そういってヴィクトルが支えてくれる
「ヴィクトル…」
コーチの方を見ると暴れているコーチを抑えている中にヤコフもいた
「何があったの？！」
「離せ！おい！A！絶対に許さないぞ！お前は俺元で一生優勝し続けろ！！どこに行っても追いかけてやるかんな！！」
「A医務室に行こう。立てる？」
「う、うん」
ヴィクトルに差し出された手を取って立ち上がる
「いっ…」
さっき踏まれた膝が痛んでよろけてしまうがヴィクトルが支えてくれる
「待て！A！」
コーチに背を向けて私はヴィクトルと医務室へと向かった
「スケートは続けられますが多少捻りやすくなると思います」
「あ、はいわかりました」
全ての治療を終えて外に出るとヴィクトルとヤコフが待ってくれていた
「A！大丈夫だった？！」
「うん。ほっぺとお腹は痣くらいで膝は多少捻りやすくなるけどスケートは出来るって」
よかったぁ〜と肩を下ろすヴィクトル
「ごめんね心配かけて」
「大丈夫だ。あとお前さんのコーチは傷害罪で捕まったぞ」
「あ、そっか…わざわざありがとう」
「それより…何があったのか教えてくれないか？」
「そう…だね…あのコーチ元々手を出すコーチでさ
失敗したらすぐほっぺ叩かれたり蹴られたり物投げたり凄い人でさ」
「いつからあのコーチ？」
「13歳かな」
「あの後すぐだったんだね」
「うん
初めはさ凄い優しくてあんなことするとは思いもしなくて
ジュニアの全国大会があったんだけどそのとき私準優勝になっちゃって…そしたら頭叩かれて凄い怒鳴られて」
「…」
「あの人 表じゃいい顔するから誰にも気づかれなくて…そこからかな
暴力とか始まったの」
「なんで言わなかったの？」
「もっとやられるからだよ」
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玲(プロフ) - スミマセン！前も指摘だし頂いたのに…完全に直した気になっていました！ありがとうございます！ (2017年1月28日 16時) (
レス) id: c5fd1d75d8 (このIDを非表示/違反報告)
観葉植物(プロフ) - バレイではなくバレエですよ (2017年1月27日 20時) (レス) id: a89f498919 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - すみません！治りました！ご迷惑おかけしました！200人突破！ありがとうございます！！ (2017年1月3日 0時) (レス) id: c5fd1d75d8 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - サッピーさん！ありがとうございます！更新頑張ります！！ (2016年12月29日 10時) (レス) id: 33a03d8ecc (このIDを非表示/違反報告)
サッピー(プロフ) - 面白いです！！！！これからも更新頑張ってください！！常に待機してますのでwww (2016年12月29日 10時) (レス) id: 5a6e5d00ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲 | 作成日時：2016年12月12日 23時
