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プッと笑ってくるA
ババァは俺に
「貴方はまだ若いのよ。今のうちに礼儀をしっかりすればあんな大人にはならずに済むわ」
そういってAのことを指さす
「ちょっとリリア？！酷くない？！ねぇヤコフ！」
「仕方ないじゃろ」
「仕方ないってなに」
次は俺がゲラゲラ笑ってやる
するとAがケータイを取り出して画面を見せつけてきた
そこには俺の寝顔があった
おそらくこの姿からして長谷津のときのものだろう
「はぁ？！てめぇ！いつ撮った！」
「いつでしょうねぇ〜」
うざったらしく笑うコイツ
「消せ！」
「やだね」
２人でやいやいやっているとババァが
「Aとユーリ！後でにしなさい」
と言っていたので一時休戦
ユーリside終
「どう？」
「ん〜綺麗だけど完璧ではないよね。でも長谷津のときよりかはよくなってるかな」
「日本から帰って来て練習をサボらないようになったからな」
「へぇ…」
ヤコフの言葉に納得したところでユリオの演技が終わる
リリアがユリオにアドバイスをしているところを見るとなんだか懐かしく感じる
「おい、アドバイス」
そういってユリオは目を合わせてくる
「ん〜…いいんじゃない？ユリオまだ15だし。15でここまでできたら上出来だよ」
私がそういうと不機嫌そうに私の首元を掴んで自分の方に引き寄せる
「俺はグランプリファイナル優勝する気でいんだよ。舐めてんじゃねぇ」
パッと首元が解放される
へぇ…じゃあ手加減しないぞユリオ
「わかったよユリオ。じゃあ言うけど…
演技が全然だめだめだよね。ほんとにユリオ15歳なの？あんなの2歳でも出来るよ。表情硬いし身体硬いし…よくジュニア優勝出来たよね。ジャンプも飛び方とか着地の仕方とかすっごく汚い。舐めてんの？そんなんじゃグランプリファイナル優勝どころかグランプリファイナル出場も危ないよ」
笑顔で言い切った私の様子に口をあんぐり開けてフリーズするユリオ
いきなりこういうこと言われるとは思っていなかったのだろう
まぁ確かに少し盛って言ったけどそのくらい言わないとやる気出ないでしょ
「わかった？ユリオ」
次は私が彼の首元を掴んで引き寄せる
「貴方はまだまだなの。だからリリアとヤコフと私があんたを世界一にしてあげる」
言い終わってからパッと離す
「はっ任せてやるよ。世界一にしてくれんだろ」
口元を三日月形にしてやる気の満ち溢れた顔で手を出してくるユリオ
「任せなよ」
私はユリオと約束をした
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玲(プロフ) - スミマセン！前も指摘だし頂いたのに…完全に直した気になっていました！ありがとうございます！ (2017年1月28日 16時) (
レス) id: c5fd1d75d8 (このIDを非表示/違反報告)
観葉植物(プロフ) - バレイではなくバレエですよ (2017年1月27日 20時) (レス) id: a89f498919 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - すみません！治りました！ご迷惑おかけしました！200人突破！ありがとうございます！！ (2017年1月3日 0時) (レス) id: c5fd1d75d8 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - サッピーさん！ありがとうございます！更新頑張ります！！ (2016年12月29日 10時) (レス) id: 33a03d8ecc (このIDを非表示/違反報告)
サッピー(プロフ) - 面白いです！！！！これからも更新頑張ってください！！常に待機してますのでwww (2016年12月29日 10時) (レス) id: 5a6e5d00ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲 | 作成日時：2016年12月12日 23時
