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「 ふむ、仲良くできそうで結構です……って忘れてました！先ほど言ったお化けを退治したとはどういうことで？」
私たちの様子を見たクロウリーさんが良々と頷き、そう言ってあの猫らしき生き物に向き直る。
「 オレ様の存在を忘れるんじゃないゾ！ 」
彼らの話によると、ユウ君がこの屋敷を掃除していた時に追い出したはずのモンスター………名前をグリムというらしい____がやって来たすぐ後、この屋敷に住み着いていたゴースト達が現れ、二人で協力して追い払うことに成功したのだそう。
ここを見たとき、幽霊でも出そうだなと思ったのはあながち間違いではなかった。
( ………幽霊とゴーストだど少し認識が違うが )
それを聞いたクロウリーさんは何かを考えるかのように手を顎に置いたのち、自分がゴースト役をするからゴースト退治をもう一度見せてほしいと二人にお願いをしてきた。
面倒だと嫌がるグリムだったが、ツナ缶につられてユウ君ともう一度ゴースト退治の様子を実演することに。
変身薬という怪しげな液体を飲んだクロウリーさんが瞬く間にゴーストに変身したときは流石に驚いたが、ここは魔法が存在する世界なのだからそのくらいおかしく無いのか、と自分を落ち着かせた。
どうやらグリムは青い炎を出す魔法を主に使うらしい、口から炎を吐いてゴーストを消し去っていた。
無事に実演が終わったらしく、クロウリーさんは元の姿に戻る。
全力で戦ったらしいグリムはゼェゼェと息を切らし、ユウ君も集中していたせいか少し汗をかいていた。
「 なんと……まさかモンスターを従わせる人がいるなんて。実は入学式騒動の時から私の教育者のカンが言っているんですよねぇ 」
ユウ君には調教師や猛獣使い的な素質があるのではないか……と。
( ……確かにお互い連携がとれていたな。すごい )
観察したが、グリムはゴーストが怖いからか近づくと目を瞑ってしまう。
目をつぶるとゴーストの正確な位置がわからなくなるため、後ろにいたユウ君がどちらか来るのか方角をいい、そこをグリムに炎で攻撃させていた。
失礼だが見た感じ普通の優しい少年、という雰囲気だがこの世界のモンスターを知っているクロウリーさんが言うならば間違いではないのかもしれない。
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aya＿?(プロフ) - 設定で下にスライドした瞬間イケメンがあらわれた。 (2020年7月21日 22時) (
レス) id: 796b23147c (このIDを非表示/違反報告)
音符(プロフ) - 続編にいけない…(´；ω；｀) (2020年7月5日 22時) (レス) id: 27532e9d38 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧。(プロフ) - ゆきなさん» コメントありがとうございます！夢主ちゃんがこれからどう魔法に対抗していくかを楽しみにしてくだされば幸いです(^^) (2020年5月19日 19時) (レス) id: ee2ffa1e97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 強い！ (2020年5月19日 15時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
朝霧。(プロフ) - 霊夢さん» コメントありがとうございます！私もイベントプレイしてた時に夢主ちゃんに合いそうだなぁと考えてました笑 丁度執筆中なのでいつになるか分かりませんが近いうちに公開させますのでよろしくお願いします！ (2020年5月6日 15時) (レス) id: ee2ffa1e97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝霧。 | 作成日時：2020年4月23日 21時
